###rsync の -n|--dry-run
rsync の -n|--dry-run
オプションで、実際には同期せずに相違あるファイルのみ出力する。
(例: ファイルサイズとタイムスタンプで相違を見つける)
# rsync -avl -n /etc/httpd/ root@<remotehost>:/etc/httpd/
(例: ファイルサイズとチェックサムで相違を見つける(タイムスタンプは無視))
# rsync -avl -n --size-only --checksum /etc/httpd/ root@<remotehost>:/etc/httpd/
対象のディレクトリ、ファイルが多いと rsync はメモリを多く使用しますので、
なるべく小分けにした方がいいと思います。
-n
オプションを付けないと、相違のあるファイルを上書きしてしまいますので、
くれぐれも付け忘れないようにしてください。
###sshfs でマウントして diff
fuse-sshfs を導入して、リモートホストのディレクトリをマウントして、diff で調べる。
# mkdir /mnt/remotehost
# sshfs root@<remotehost>:/etc/ /mnt/remotehost/
# diff -rN --brief /etc/httpd/ /mnt/remotehost/httpd/
# fusermount -u /mnt/remotehost/
こちらの方が、上書きする危険性は少ないと思います。
どちらの方法も相違のあるファイルの一覧を出力するだけで、後で個別に中身を調べる必要があります。
あまり効率がよい方法ではありません。