MySQLのバックアップ手法の違いについて

Question

CentOS 6.2でMySQL5.5を導入しています。
DBのバックアップをとりたくてmysqldumpを検討しているのですが、MySQLのデータフォルダをディレクトリコピーする方法とリストアした際の違いについて教えてください。

mysqldumpでリストアできればデータベースは完全に復元できたと思ってよいでしょうか。
MySQLのデータフォルダ内で他に必要になるファイル等がありますでしょうか。

Answer 1

mysqldumpによるバックアップで正しいかと思います。バックアップの際にサービス（DB更新処理）を停止していれば、バックアップ時点までのリストアは可能です。また前提としては、
・バックアップが正常終了していること。ハードウェア障害などで失敗していないこと。
・リストア時はハードウェアは正常動作し、mysqlも正常動作していること。

見つけたコンテンツですが、テスト環境などで事前にお試しになった方が良いかと思います。
5.5のマニュアル（英語）
4.1のマニュアル(日本語)

また、データフォルダのコピーは安全なバックアップにはなり得ません。DB起動中はデータファイルはオープンのままです。データの追加・更新に伴うファイル更新には、バッファ（メモリー）を介するのでオープン状態のファイルには反映されていない可能性が有ります。なので退避したファイルは不完全・不整合の可能性が高く、リストアしてもデータ漏れや最悪はDBに接続できなくなる可能性が有ります。