非同期で変数を渡す方法

Question

const request = require('request');

request(A_URL)
request(B_URL)

request(A_URL)の処理が１秒で終わるとしこの結果を変数に代入。
request(A_URL)とrequest(B_URL)の間に1秒以上待つ処理を入れる。
先ほどの変数をrequest(B_URL)で使うという書き方はできないのでしょうか？
request(A_URL)とrequest(B_URL)は非同期で行うとした場合になります

Answer 1

おそらく非同期の関数を同期的に実行したいのだと推測します。
そのような場合はPromiseを使用すれば解決できます。

request関数をPromiseを返す実装に変更し、利用側ではasync/awaitを使用するのが一番スマートです。

// requestメソッド

const request = url => {

    return new Promise(resolve => {
        let result = '';

        // 何かしらの処理

        resolve(result);
    });
};

// 利用側

const method = async () => {

    const request = require('request');

    const result = await request(A_URL);

    // resultに結果が代入されるまでここには到達しない
    
    request(`${B_URL}?p=${result}`);
};

method();

※ともにエラー処理は書いていません
※async/awaitが使えない環境ならthenを使用する必要があります

もしPromiseが使えない環境であれば、コールバックを渡せるように実装するしかありません。
コールバック地獄に陥るので非推奨ではあります。

// requestメソッド

const request = (url, callback = null) => {
    let result = '';

    // 何かしらの処理

    if(callback) callback(result);
};

// 利用側

const method = () => {
    const request = require('request');

    request(A_URL, result => {
        // reusltに結果が入っている
        request(`${B_URL}?p=${result}`);
    });
};

method();

HTTP通信を行うことが目的であれば、Promiseで実装されている「request-promise」等の使用をおすすめします。
その他のモジュールでも、一般的にはPromiseを返すかコールバックを渡せるように実装されているはずです。

Promiseについては「javascript promise」等で調べてみてください。