XcodeのバージョンとSwiftのバージョンの関係を示しておきます。
Xcode9.4.1 - Swift4.1.2
Xcode10.0 - Swift4.2
Xcode10.1 - Swift4.2.1
Xcode10.2 - Swift5.0
Xcode10.2.1 - Swift5.0.1
Xcode10.3 - Swift5.0.1
Xcode11 - Swift5.1
Xcode11.1 - Swift5.1
以前はXcodeのメジャーバージョンアップに合わせて
Swiftのメジャーバージョンも上がっていましたが、
Xcode10以降は、そうではなくなりました。
Swiftは、バージョン4以降、破壊的な仕様変更がなくなったので、
Swift4以降であれば、入門書に書かれてあるレベルのコードを
書く際に、Swiftのバージョンの違いはさほど気にしなくてよくなりました。
今、バージョン差異による影響が大きいのは、
Swiftの仕様のバージョン差異よりも、iOS-SDKのAPI仕様の
バージョン差異です。
例えば、以前は
UIApplicationLaunchOptionsKey
構造体だったのが、
iOS-SDK12.0(Xcode10.0)以降から
UIApplication.LaunchOptionsKey
構造体に変更されました。
iOS-SDKのバージョンは、Xcodeのバージョンに合わせてアップします。
そのため、今は入門書を購入する際に気にすべきは、
SwiftのバージョンよりもXcodeのバージョンです。
Swiftのバージョンが5.0なら、Xcode10に対応した入門書で問題ないと思いますが、
Swiftのバージョンが5.1なら、Xcode11以降を使っていると思うので、
Xcode11に対応した入門書を買った方が良いと思います。
ただ、Xcode11は9月中旬にリリースされたばかりなので、
おそらくXcode11対応の入門書籍が出揃うのは11月中旬以降になると思います。
(Amazonで検索してみると、10/23リリース予定の書籍が1冊あるようです。
お勧めするかどうかは読んだこともないのでわかりません。)