Q&A
ご丁寧にご説明くださりありがとうございます。
勉強になりました。
RDSにおける、リードレプリカについて、ご質問があります。
前提の知識としまして、リードレプリカとは、更新用データベース（マスター）からレプリケーションされた参照専用のデータベースだと認識しております。
仮になのですが、RDSを使用し、データーベースを作成しそのデータベースから、リードレプリカを作成したとします。
その場合、基本的には、データベースを参照する場合、リードレプリカからの参照となるかと思いますが、データベースの更新を行う場合、マスターであるデータベースを更新するかと思うのですが、更新が行われたタイミングと同じタイミングでリードレプリカも更新がなされなければならないかと思います。ここで、疑問点なのですが、リードレプリカは参照専用であるにも関わらず、更新を行う場合、リードレプリカを作成する意味がないように思えます。
いまいち、更新が発生した場合の挙動について、良く分からない為、教えていただけましたら幸いです。
回答2件
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リードレプリカとは、更新用データベース（マスター）からレプリケーションされた参照専用のデータベース
ご認識のとおりです。
データベースを参照する場合、リードレプリカからの参照となる
こちらもご認識のとおりです。
データベースの更新を行う場合、マスターであるデータベースを更新する
ご認識のとおりです。
更新が行われたタイミングと同じタイミングでリードレプリカも更新がなされなければならない
正確にはリードレプリカは「非同期レプリケーション」なので、同期的にレプリケーションは行われません。が、速度に違いはあまりないです。
Amazon RDS リードレプリカ - リードレプリカとマルチ_AZ_配置
リードレプリカ
非同期レプリケーション – 高い拡張性
リードレプリカは参照専用であるにも関わらず、更新を行う場合、リードレプリカを作成する意味がない
意味はあります。
Master
replicaA
replicaB
replicaC
とあった場合、Master 単体に比較して読み込みの負荷は1/3に軽減されます (ざっくりとした説明です)
RDSではリードレプリカを増減させることでキャパシティをスケールすることもできます。
また、Master が応答しない場合に、リードレプリカを昇格させることで、可用性を向上させることができます。
更新が発生した場合の挙動
上述のとおりです。通常数百ms程度以内で完了します。
投稿2019/10/20 06:08
総合スコア158
0
前提の知識としまして、リードレプリカとは、更新用データベース（マスター）からレプリケーションされた参照専用のデータベースだと認識しております。
前提としてはご認識の通りですね。
ここで、疑問点なのですが、リードレプリカは参照専用であるにも関わらず、更新を行う場合、リードレプリカを作成する意味がないように思えます。
更新の場合はリードレプリカにアクセスしてもなにもできません。
なのでマスターにアクセスする必要があります。
リードレプリカを使うケースは参照アクセスの負荷軽減です。
参照アクセスによる負荷が高い場合、リードレプリカのほうにアクセスさせることによってマスターの負荷を軽減できます。
参照アクセスについてはリードレプリカを増やせばスケールアウトできるので負荷分散させやすいですね。
ただし更新のアクセスが多い場合は確かにリードレプリカを増やしたところであまり効果が見込めないので別のアプローチが必要です。
最も簡単なのはスケールアップですが、スケールアップは無限に出来るわけではなく、超高負荷環境の場合はDB分割をするなど工夫が必要で、簡単ではありません。
ディライトワークス(FGOの運営会社）の例
投稿2019/10/21 03:43
総合スコア7588
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2019/10/20 07:36