VB6 実行時エラー374 について

Question

古い言語での問い合わせ恐縮です

VB6で書かれたシステムのメンテナンスをしております。
最近、顧客PCにActiveX EXEをリリースすると

実行時エラー 374
コントロール'VB.UserControl'をアクティブ化できませんでした。
このコントロールにこのアプリケーションとの互換性がない可能性があります。
アプリケーションで提供されたバージョンのコントロールを使用しているかどうか確認して下さい。

が頻繁に出るようになりました。

プロジェクトプロパティのバージョンの互換性で

・互換なし
・プロジェクト互換
・バイナリ互換

が関係するような記事を見かけたのですが、それ以上の文献を見つけることができません。

類似事例に遭遇された方がおられましたらご常時願います。

Answer 1

コンポーネントをメンテナンスするときは、バイナリ互換でコンパイルする必要があります。
バージョン互換性のところにあるテキストボックスに、古いコンポーネントのファイル名を指定してコンパイルしてください。

Comments

[tachoawc3148]

ご指導有難うございます。

今回問題の出たアプリは長らく（２年くらい）互換性の指定を全くしなかった（引き継いだ時にその状態で、問題も無かった）ものなのですが、古いコンポ―ネントはいつごろのものを指定すればよろしいものなのでしょうか？

この２年で１００回くらいバージョンがあがっていたりします。

１つ前のバージョンで良いのか、問題なかったころのものでないとダメなのか…

ご教示宜しくお願いします。

[KOZ6.0]

問題がなかったころのものでないとダメです。
それがない場合は、そのコンポーネントを参照しているプログラムすべてをリコンパイルすることになります。

[tachoawc3148]

有難うございます。何となく感覚的につかめてきたのですが、

アプリ① ⇒ アプリ② をサーバー起動する形の場合で
アプリ②に改修を加えた場合、アプリ②をバイナリ互換でコンパイルして提供しないと
アプリ①から呼び出す際に374エラーがでるという現象ですかね？

その際、この現象が出たりでなかったりするのは改修の度合いによるものでしょうか？
（ActiveX.EXEの引数が増えたりしていると出るような文献を見かけましたが…）

[KOZ6.0]

メソッドの追加やプロパティの追加は問題ないのですが、メソッドの引数を変えたとか、プロパティを削除したといった場合（要は古いインターフェイスで呼び出しが出来なくなった時）に互換性が失われます。
そのような場合、バイナリ互換だとコンパイル時に警告が出ます。
無視してコンパイルもできてしまうので、そこは注意していただくしかありません。