BracketsとLight Tableを参戦させてください。Sublime Text?ああ、なんか秀丸っぽいやつね。俺はサクラエディタ派だから、どうでもいいかな。
Qiitaとかで適当すぎる比較記事を書いている私ですが、それぞれを目指すところが違うと思っています。
- Atom: GitHubの中の人が欲しかっただけ。
- Brackets: Web特化し、Adobe CCと連携機能をどんどん付けることで、Brackets使うならAdobe CCも使わないとねーっていうAdobeの陰謀。
- Light Table: なんかクラウドファンディングしたら達成しちゃったので作った。今後はどうなるんだろう…。
- Lime Text: Sublime Textの代替を目指した…といいつつ、CUI版やWeb版のフロントエンドも作っている未来的なエディタ。21世紀中に完成するのだろうか?
- Sublime Text: 秀丸みたいな収益モデル。
- Visual Studio Code: ソフトは無償やOSSにして、サービスで利益を得るというMSの最近の経営方針の表れ。あとは、Win以外へC#等を普及させるために。
ではどっちを?というのに回答していませんでした。私が選ぶ基準は三つです。
- 現状の機能(および拡張)
現在、全くもって使い物にならないなら話になりません。現時点ではどちらも普通に使う程度であれば十分だと思われます。ただ、細かい機能やプラグイン(拡張)の多さになるとAtomに一日の長があります。両方ともまだまだ開発途上というのもあり、それで決めるのは酷なことだと思います。とりあえず、使えればOKでいいと思います。
- 将来性
どちらもバックには企業がいます。どちらも有名ですし、名前の信頼度はありますが、所詮営利企業です。利益にならなければプロジェクトは終了します。特にこの手の無償ソフトは収益モデルが見えにくい(売り上げいくらって形で出ない)ため、業績が悪化ししたらすぐ撤退の対象にあがります。買収されて、はい、さようならもあり得ます。ただ、ご安心ください。どちらもOSSです。そう、誰かがその仕事を引き継げると言うことです。誰かとは言わず、あなたがそれを引き継いでもいいのです。
GitHub社はもともとそういったサービスの支援であるし、Microsoftの現在の方針はOSSをコミュニティとともに作り上げることを重視しているため、すぐさま撤退はあり得ないでしょう。しかし、たとえ撤退しても大丈夫、のようなきがするというのは大事かと思います。ということで、こちらも、甲乙付け難しですね。
- ソフトウェアの方針
VSCはMicrosoftが勧めるC#やTypeScriptへの機能をまず用意する傾向があります。拡張が可能になったので一概には言えませんが、やはり、Microsfotが勧める言語には強く、それ以外にはどうしても弱くなるでしょう。また、VSCは開発もTypeScriptで行っていますが、AtomはCoffeeScriptです。同じElectronと言ってもこう言ったところに方針の違いが見られます。
また、Atomは"The hackable text editor"と名乗るだけあって、拡張しやすさを重視しているように見られます。欲しい機能は自分でなんとかするが方針です。
他にも日本語とかの国際化についてはどう思っているのかとかは微妙に違うと思います。あがっているIssuesへの対応がどうなのかを見比べるのもいいかもしれません。
色々書きましたが、扱う言語についてC#やTypeScript等が今後中心になるのであればVisual Studio Codeに切り替えるのは悪い選択肢ではないと思います。しかし、とくにそういったことが無いのであれば、現在の所、Atomのままの方がいいのではないでしょうか?
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