<基礎知識>
CSVファイルのCSVは、カンマで区切った(Comma-Separated)値(Values)の略で、ファイルの中身はテキスト(文字列)です。
なので、CSVファイルに「AI1、AJ1」というようなExcelのセル番地がついている訳ではありません。
例えば、以下のような内容のcsvファイルをExcelで開くと
名前,住所,電話番号
阿部,中央区銀座,080-1234-6547
伊能,港区新橋,070-2933-8765
宇賀神,北区赤羽,050-9876-7654
"名前"がA1セル、"住所"がB1セル、"電話番号"がC1セルに表示されるので、csvファイルの中にA1とか、C3というようなセル番地がついているように見えますが、単にCSVファイルの1行目の1項目目の値が、Exdelのシートの1行目の1列目(A1セル)に読み込まれるというだけです。
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<回答>
質問に書かれた「AI1、AJ1」のセルに読み込まれる値は、csvファイルの何処にあるかというと、
・1行目の左から34個目のカンマの右側、次のカンマの手前までがAI1セルに読み込まれる
・1行目の左から35個目のカンマの右側、次のカンマの手前までがAJ1セルに読み込まれる
ということになります。
アルファベットで表現された列番号は、A-Zが1列目から26列目、AA-AZが27列目から54列目に対応しますから、AIは35列目、AJは36列目になる訳です。
AI1、AJ1に追記したいという事であれば、
csvファイル(元ファイル)の1行目を読みだして、split関数で項目を分ける。
35項目目と36項目目の値を修正する(追記する)
join関数で、分けた項目をカンマ区切り文字列にする。
データを修正したcsvデータを書き込むcsvファイル(出力ファイル)をつくり、
join関数で作ったカンマ区切り文字列を書き込む。
「元ファイルから1行読みだして、それを出力ファイルに書き込む」
という操作を、元ファイルから読みだすデータがなくなるまで繰り返す。
最後に元ファイルと出力ファイルを閉じる。
というような事をプログラムで書けばOKです。