web.phpでuse Illuminate\Support\Facades\Routeをしなくてよい理由

Question

Laravelについて質問です。

通常Facadeを使用するには、
下記のようにuseするか、名前空間をすべて記述する必要があると理解しています。

use Illuminate\Support\Facades\Route

しかしながら、routes/web.phpにおいては、何もuseされていない状態でいきなりRouteファサードが使われているように見えます。そしてそれが動作します。

<?php
Route::get('/', function () {
    return view('welcome');
});

なぜこのようなことが可能なのでしょうか。
ご回答よろしくお願いいたします。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

Laravel Framework 5.8.29

Answer 1

Routeファサードについては、エイリアスが貼ってある。(config/app.php参照のこと)
これにより、\Routeという名前で使えるようになる（\はルートから始まるという意味であえてつける。）
通常、Controllerなどではuse RouteでRouteファサードを使えるようにできる。

web.phpに関しては、namespaceがないため、useで名前空間を指定せずとも、\直下のネームスペースにあるクラスなら直接呼び出す事ができる。

一方、Controllerなど普通にクラスになっているものに関しては、大抵の場合namespace配下なので
useしない場合、現在のnamespace配下のRouteを探し始めてしまうため、エラーとなる。

Comments

[mikkame]

mts10806さんの回答の方が正しいかも

[m.ts10806]

私はデフォルトでweb.phpに入ってるテンション高めのコメントから「こうかな」→「コード追ってみよう」→「これっぽい」で出したので正しいかどうかは・・・。

> These routes are loaded by the RouteServiceProvider　～～～　
これらルートはグループ内RouteServiceProviderによってロードされます　～～～

Answer 2

ドキュメント＋コアソースから読むと分かるかなと

• ルーティング

ここで「名前空間」の項を読むと下記のように書いてあります。

App\Http\Controllers名前空間をコントローラルート登録時に毎回指定しなくても済むように、デフォルトでRouteServiceProviderが名前空間グループの中でroutes.phpファイルを読み込み、指定していることを覚えておいてください。これにより、先頭のApp\Http\Controllers名前空間を省略でき、続きの部分を指定するだけで済みます。

ということで
RouteServiceProviderを見に行くと冒頭で下記が書いてあります。

use Illuminate\Support\Facades\Route;

その中のコードを読み進めていくとroutes/web.phpを見に行っているのも分かりますね。

    protected function mapWebRoutes()
    {
        Route::middleware('web')
             ->namespace($this->namespace)
             ->group(base_path('routes/web.php'));
    }

Comments

[mrrcs]

>その中のコードを読み進めていくとroutes/web.phpを見に行っているのも分かりますね。

手元のコードでも確認できました。
（「なんか見に行ってるな～」というのはわかるのですが、厳密に何をやっているのかちょっと理解できていません。が、この質問の範囲を超えそうなので閉じさせていただきます。）

ご回答ありがとうございました。

[m.ts10806]

理解につながったようで何よりです。

> 厳密に何をやっているのかちょっと理解できていません。
私もちゃんと理解できているわけではないですが、「ミドルウェア」というキーワードがありますし、
そこからドキュメントを探れば「大体どんな感じのことやってるか」はつかめると思います。
実はコアソースを追う機会ってあまりなくて、大抵のことはドキュメントで事足ります。
今回コアソースを追ったもの「ドキュメントに書いてあることの裏取り」みたいなものですし。