Python リスト内に特定の文字列を含んでいる要素があった場合、その要素を削除

Question

list1 = ['physics', 'chemistry', 1997, 2000]
というリストが会った時、
特定の文字列である　a = "phy"　を含んでいる要素を削除したいと思っております。
結果として、list1 = ['chemistry', 1997, 2000]　としたいという事です。

特定の文字が要素すべてと一致した場合は、in関数で削除できることは知ったのですが、
含まれる文字列となりますとin関数ではムリです。

また、含まれている文字列の要素を検索し、さらに消すとなりますと、さらにややこしいです。

この場合、for文で、1個1個見て、特定の要素が含まれているか調査し、
その要素場所を削除するという方法になるかと思いますが、
他に簡単な構文で書ける方法はありますでしょうか。

何卒、お知恵を拝借させてください。
宜しくお願いいたします。

Answer 1

filterを使います。filterは、条件を満たす要素だけをリストに含める機能です。

• type が str のとき、'phy'を含まない
• type が str 以外、無条件に True

list1 = ['physics', 'chemistry', 1997, 2000]
list(filter(lambda x: x.find('phy') == -1 if type(x) is str else True , list1))

Comments

[goki_gottan]

リスト内表記でもできるのですね、ありがとうございます。すみません、最初の方のご回答が早かったので、ベストアンサーに選んでしまいましたが、ご対応くださいましてありがとうございます。

[LouiS0616]

@amdahlslaw さん
ラムダ式は lambda x: 'phy' not in x if isinstance(x, str) else True の方がより直接的で簡潔では。
特に部分文字列の帰属判定を str.find() == -1 で行うのはバッドノウハウです。
https://docs.python.org/ja/3/library/stdtypes.html#str.find

短絡評価を利用して lambda x: not isinstance(x, str) or 'phy' not in x とするのもアリだと思います。
ド・モルガン則で変形して lambda x: not (isinstance(x, str) and 'phy' in x) でも良いですね。

[goki_gottan]

色々と詳しいことをご存知で、頭が下がります。
現在、回帰文を作成しており、for文でつくったリストをさらに、for文で回帰するのですが、
何回繰り返すか未知で、考えこんでおります。
申し訳ございません、今回の案件とは違うのですが、Louiさんでしたらご存知かもしれませんね。
ありがとうございました。

[goki_gottan]

すみません、ちなみに含まれないものは除去の場合は、どうなるのでしょうか。

[goki_gottan]

さらに全て文字列限定とさせていただきます。list1は数値が入っておりましたが、それも文字列だった場合でお願いします。
list1 = ['physics', 'chemistry','indust' ,'drug']　でお願いします。

[退会済みユーザー]

LouiS0616さんありがとうございます。「所属検査演算」in/not inについて理解しました。isinstanceは、サブクラスにも判断が及ぶことがわかりました。短絡評価はよいコードですね。
文字列限定だとしても、filterか内包表記かについては、どうでしょうか?

Answer 2

for文で、1個1個見て、特定の要素が含まれているか調査し、

その要素場所を削除するという方法になるかと思いますが、
他に簡単な構文で書ける方法はありますでしょうか。

消したい要素をリストから取り除くより、
残したい要素だけを用いて新たなリストを作った方が楽で不具合も生じにくいです。

元のリストの要素が全て文字列であった場合(註)のサンプルコードです。

#                     ここでは ↓ これらの要素 ↓ も文字列とする
src = ['physics', 'chemistry', '1997', '2000']

dst = []
for elem in src:
    if 'phy' not in elem:   # 'phy' が含まれないものだけ
        dst.append(elem)

print(dst)

あるいはリスト内包表記を用います。

src = 略

dst = [
    elem for elem in src if 'phy' not in elem
]
print(dst)

はたまた以下のように高階関数を用います。

src = 略

dst = list(
    filter(    # itertools.filterfalse の方が否定論理で書ける分直感的かも
        lambda e: 'phy' not in e, src
    )
)
print(dst)

個人的には内包表記をお勧めしますが、
for文の方が分かり良いならば無理に活用する必要は無いでしょう。少しずつ慣れていけば良いです。

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註： 質問で提示されている例に反する前提を敢えて置いたのには二つ理由があります。
0. リストの要素の型は揃っている方が一般に扱いやすいため。
揃わないのであれば同じリストに詰めず、クラスやタプルを活用した方が良いです。
0. 丸投げ回答を避けるため。