vb6で作られたDLLを利用したVB.aspxのWEBアプリケーションのプロセスロックについて

Question

現在VB6で作成されたDLLを利用したasp.netのWEBアプリケーションを作成しています。
開発環境でWEB発行を行い、IIS上で稼働しています。
DLLを利用するページを呼んだ後に、該当DLLの変更などを行おうとした際に
「IIS Worker Process によっていファイルは開かれているため操作を完了できません」
というエラーメッセージが表示されてしまいます。
タスクマネージャーから該当のIIS Worker Processを終了することで変更を行うことが出来るようになりますが
解決策がわからず困っています。
どうかお力をお貸しいただけたら、と思います。

動作環境
WindowsServer2012R2
IIS8
開発環境
.netFramework4.6.2
VB.net
VisualStudio2013WEBExpress

下記のような形で呼び出しています。

'clsDLL
    <DllImport("hoge.dll", _
  SetLastError:=True, CharSet:=CharSet.Ansi, _
  ExactSpelling:=True, _
  CallingConvention:=CallingConvention.StdCall)> _
    Public Shared Function hogeSetFilePath _
           ByVal hoge As String) _
           As Long
    End Function

'DLL呼び出し
clsDLL.hogeSetFilePath("hoge")

なにか終了時にリリースするような処理が必要なのでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。

Answer 1

DLLを読み込むと、そのプロセスが終了するまで解放されません。
デバッグの場合は、VSがWorker Processを動作させているのでしょう。

DLLを解放させようとすると、動作しているAppDomainとは違うAppDomainにロードし、不要になったらそのAppDomainをUnloadすることになるかと思います。
こちらのページが参考になりませんか？

Comments

[help_]

回答ありがとうございます。
理屈としては提示していただいたページが大変参考になりました。
ただ現状DLL自体の変更を行うのは不可能であるものを利用するしかない状態です…。

[YAmaGNZ]

私もこれ以上のことは分からないので、間違っているかもしれませんが
インターフェイスを使わずに行う方法もあったかと思います。
もしくは対象DLLをラッピングしたDLLを作成するとかはどうでしょうか

[help_]

DLLがロックされて他の処理が行えないわけではないうえ、今後VB6ではなく.netで作り直したものがリリースされる予定なのでそれまで処理は保留にすることとなりました。
DLL作成の際にいただいたURLが参考になりそうですのでベストアンサーとさせていただきます。
ありがとうございました。

Answer 2

思いつきレベルなので確証などはありませんが・・・

現在VB6で作成されたDLLを利用したasp.netのWEBアプリケーションを作成しています。

VB ランタイムには 32-bit 版しかないそうですが（以下の記事の「[Step. 15] 64 ビットワーカプロセスの制限事項」の表参照）、それが関係しているということはないでしょうか。

Part 3. ASP.NET 2.0 Web アプリケーションの 64 ビット対応
https://blogs.msdn.microsoft.com/nakama/2008/11/13/part-3-asp-net-2-0-web-64/

つまり、

WindowsServer2012R2 ということですとデフォルトではワーカープロセスは 64-bit 動作していると思います。なので、上の記事に詳しい説明がありますが、32-bit の VB6 の dll が動かない。

一方、開発マシンでは VisualStudio2013WEBExpress から 32-bit 版の IIS Express で Web アプリを動かしているのでワーカープロセスは 32-bit 動作となり、32-bit の VB6 の dll は問題なく動く。

・・・ということではないでしょうか？

他に、開発マシンで動いて運用環境で動かないということでよくあるのが、ワーカープロセスのアクセス権の違いによるものです（運用環境の方が権限が低い）。これは今回の問題の原因とは違うような気がしますが・・・

Comments

[help_]

回答ありがとうございます。
DLL自身は動いていて動作の確認も出来てはおります。
ですが「IIS Worker Process(32bit)」のタスクを終了しない限り変更等を行うことが出来ません…。

[退会済みユーザー]

エラーメッセージ「IIS Worker Process によっていファイルは開かれているため操作を完了できません」の通りの問題ということのようですが、とすると開発マシンでも同じ問題が再現できるのですか？

であれば、切り分け・デバッグ実行などすれば原因が分かりそうな気がしますけど、どこまで調べたのでしょう？

[help_]

VisualStudio上からの動作では再現しませんでした。
切り分けなどは行っていないので試してみたいと思います、

[help_]

VisualStudio上でのデバッグ起動中にも同事象が発生しました。
ですがデバッグを終了すると問題なく変更が行えるようになります。
VisualStudio上でデバッグ終了を行っていることと同様の処理をaspx毎に行えれば解決できるのではないか、と考えました。

[退会済みユーザー]

開発マシンでは Visual Studio から IIS Express 上で Web アプリを動かしているのですか？　開発マシンで　IIS は使えますか？（OS が Professional 版なら使えるはず）　であれば、開発マシンでも IIS で Web アプリを動くように設定して検証することをお勧めします（前にもそういうアドバイスをしたような記憶が・・・）。それでかなりのところが分かりそうな気がします。

[help_]

VisualStudio上からIIS Expressを起動してデバッグを行っております。
デバッグ実行中にDLLが同プロセスからロックされていることも確認できたので、サーバー上だけの問題ではないようです。

[help_]

DLLがロックされて他の処理が行えないわけではないうえ、今後VB6ではなく.netで作り直したものがリリースされる予定なのでそれまで処理は保留にすることとなりました。
ありがとうございました。