Dockerのコンテナが書き換わる

dockerでlaravelの学習するためにコンテナを立てて開発を行おうと思っています。

そのためのコンテナとしてこちらのページ(1)を参考にdockerのコンテナを立てました。
また、一度に複数のコンテナで開発を行うためにこちらのページ(2)を参考にリバースプロキシのコンテナを立てました。

以下がリンク(1)を参考に書いたlaravelの開発環境のdocker-compose.ymlです。

yml
1version: "2"
2services:
3  data:
4    build: ./data
5    container_name: laravel-data
6    volumes:
7      - ../:/data
8      - /var/lib/mysql
9  db:
10    image: mariadb
11    volumes_from:
12        - data
13    environment:
14      MYSQL_ROOT_PASSWORD: root
15  fpm:
16    build: ./fpm
17    container_name: laravel-fpm
18    volumes_from:
19      - data
20  nginx:
21    build: ./nginx
22    container_name: laravel-nginx
23    volumes_from:
24      - data
25    links:
26      - fpm:fpm
27    expose:
28      - "80"
29    environment:
30      - VIRTUAL_HOST=laravel.localhost
31  composer:
32    build: ./composer
33    container_name: laravel-composer
34    volumes_from:
35      - data
36  npm:
37    build: ./npm
38    container_name: laravel-npm
39    volumes_from:
40      - data
41
42networks:
43  default:
44    external:
45      name: common

リンク(2)を参考に書いたリバースプロキシのdocker-compose.ymlは以下の通りです。

yml
1version: '2'
2# proxy
3services:
4
5  proxy:
6    image: jwilder/nginx-proxy
7    container_name: nginx-proxy
8    ports:
9      - "80:80"
10      - "443:443"
11    volumes:
12      - /var/run/docker.sock:/tmp/docker.sock:ro
13    restart: always
14
15networks:
16  default:
17    external:
18      name: common

そして、コマンドでdocker network create --driver bridge commonを実行し、ネットワークを作成、その後上二つのdocker-compose build、docker-compose up -dを実行したところ問題なくコンテナが立ち、 laravel.localhost にアクセスしたところ、問題なくコンテナが立っているのが確認できました。

しかし、同時に同じイメージを使った二つ目の開発環境を立てようと、以下のdocker-composeを実行したところ、先に立てておいたコンテナがすべて終了し、新しいコンテナに置き換わってしまいました。
(laravel.localhostにアクセスできなくなり、lumen.localhostしかアクセスできなくなる)

yml
1version: "2"
2services:
3  data:
4    build: ./data
5    container_name: lumen-data
6    volumes:
7      - ../:/data
8  fpm:
9    build: ./fpm
10    container_name: lumen-fpm
11    volumes_from:
12      - data
13  nginx:
14    build: ./nginx
15    container_name: lumen-nginx
16    volumes_from:
17      - data
18    links:
19      - fpm:fpm
20    expose:
21      - "80"
22    environment:
23      - VIRTUAL_HOST=lumen.localhost
24  composer:
25    build: ./composer
26    container_name: lumen-composer
27    volumes_from:
28      - data
29  npm:
30    build: ./npm
31    container_name: lumen-npm
32    volumes_from:
33      - data
34
35networks:
36  default:
37    external:
38      name: common

どうしてコンテナが置き換わってしまうのでしょうか？
上記二つのコンテナを同時に立たせておくにはどうすればよいでしょうか？

DaichiYasuda

2019/02/03 16:22

フォルダ構成がわからないので、treeコマンドとか打ってもらえますか？あとそれぞれのdocker-compose psの結果とかもらえると嬉しいです。 docker-compose.ymlファイルだけでは理解しにくいです。

kazto

2019/02/03 23:44

各々のプロジェクトディレクトリトップにある.envの最初の50行ずつを追記お願いします。

行動規範の内容に同意します

回答1件

docker-composeがビルドするimage名が重複しているためではないかと思います。

imageをビルドするとき、ビルドしようとするimageと同名の古いimageですでに動作中のコンテナは止められます。

docker-composeがビルドを行うとき、image名は以下のように決まります。

docker-compose.yml内でimageで明示的に指定されていればその名前
指定が無ければ <プロジェクト名>_<サービス名>

今回の場合、imageの記述はないので後者になっているはずですが、サービス名は両方のdocker-compose.ymlで共通のものを使っているので
プロジェクト名が重複していたらimage名が重複します。

<プロジェクト名>の指定方法は優先度の高い順に以下の通りです。

-pオプション
環境変数COMPOSE_PROJECT_NAME
.envファイルで指定したCOMPOSE_PROJECT_NAME
docker-compose.ymlが置かれているディレクトリのディレクトリ名(/foo/bar/baz/docker-compose.ymlならbaz)

特に最後のディレクトリ名は重複しがちです。(例: ソースツリー内にdockerの設定を含めるときに、固定でdockerという名前のサブディレクトリ下に置いている)

この問題に対処するには以下のどちらかです。