どのような処理を行いたい時に内部結合や外部結合などテーブルを結合するのでしょうか？

Question

内容は殆ど質問の通りです。
SQLではなくActiveRecordを例にお話すると
例えば以下のようなリレーションのあるテーブル(モデルクラス)があるとします。

######Carテーブル　

id	carName
1	セダン
2	カローラ
3	レクサス

Wheelテーブル

id	carId	wheelName
1	1	普通
2	3	スタッドレス
3	1	スリック

例えばjoin句はスタッドレスタイヤが属している車名が欲しい時にテーブルを結合させて使えたりするらしいですが。。。

車は多数の車輪を持ちうるので
has_many :wheels
belongs_to :car
というリレーションが張られているとして、

@car = Car.new
@car.wheel

のような形でCarテーブルからwheelを参照出来ると思います。
このようにすればjoinを使わなくても他のテーブルを参照出来る気がするのですが、、、(逆にwheelモデルからcarモデルがこのように参照できるのかは分からないのですが、、)

今の所、join句が活きるのは例えば表にCarテーブルとWheelテーブルをくっつけて出力するくらいしかイメージがわかないです。
joinがどの様なときに多く使われるか教えて欲しいです。
使うタイミングが全くわかりません。。。よろしくお願い致します

Answer 1

wheelName　が スタッドレス な車の一覧がほしい場合、どうしますか？

Car で each して car.wheel.name == "スタッドレス" なものを集めることはできます。
これでは Car が 10000 種類あると、SQL が 10000 回発行されてしまいます。
これが N+1 問題です。

これを解決する方法があります。

• N+1問題とは
  https://bmf-tech.com/posts/N+1%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%A8%E3%81%AF

• N+1問題
  https://doruby.jp/users/kodama/entries/N-1%E5%95%8F%E9%A1%8C

• ActiveRecordのjoinsとpreloadとincludesとeager_loadの違い
  https://qiita.com/k0kubun/items/80c5a5494f53bb88dc58

...
ActiveRecordでN+1クエリを潰すためにeager loadingを行う場合、preloadやincludesやeager_loadが役に立つ
...

• RailsのActiveRecordによるJOINの挙動について改めて調べてみた
  https://dev.classmethod.jp/server-side/activerecord-join/

Comments

[widget11]

最後のリンクこれです！
リレーションあるテーブルデータの取得方法についてようやくその違いが理解できました！
もやもやが晴れました！ありがとうございます！

Answer 2

Ruby on Rails とか Active Record というのはちょっと置いといて、一般的なデータベースに関して、表題の、

どのような処理を行いたい時に内部結合や外部結合などテーブルを結合するのでしょうか？

・・・ということについてのみ一例をレスします。

データベースは正規化されて以下のような構造になっていることがよくあると思います。（Microsoft が提供するサンプルデータベース Northwind の一部です）

Products テーブルのレコード一覧を表示するような場合、SupplierID と CategoryID は数字になってしまいますが、その数字から Suppliers テーブルや Categories テーブルから名前を取得して表示したい場合、JOIN 句をつかって結合した結果を得るというのが自分の経験ではよくあるケースです。

具体的には、上の画像の Products テーブルと Categories テーブルを JOIN した場合ですが、以下の記事の一番上の画像とその下の SELECT クエリを見てください。

DataGridView に ID と名前を併記
http://surferonwww.info/BlogEngine/post/2014/02/01/how-to-show-both-id-and-name-on-datagridview-while-enabling-update.aspx

Answer 3

あまり難しくかんがえなくて良いと思います。

そもそも「どのような処理を行いたい時に内部結合や外部結合などテーブルを結合するのか」は、本末転倒な考え方に見えます。まずテーブルの設計があって、そのデータの成り立ちや意義づけや管理のし易さなどから決まります。十分に他との関連を考慮して設計するでしょう。結びつきがあって、その結びつきを明らかに捉えたいときに、JOIN が自ずと必要になるのだと思います。

仮に「スマホ」と「カピバラ」というデータ（テーブル）があったとしても、ごく普通には互いの関連はなさそうですから、JOIN を用いることはまずありません。データ（テーブル）ありき、で考えるのが分かり易いかと思います。