・Darwinやfreebsdは(1)と(2)でいうとどちらの位置づけになるのでしょうか?
Darwinは(1)であり、(2)そのものでもあります。
Freebsdは(1)です。
・その他、Darwinやfreebsdなどについて理解を深められるURLや、情報などありましたら、共有していただけないでしょうか?
UNIX, Linux, FreeBSD, Darwin と述べていくと、
UNIXの類似品がLinuxとFreeBSDで、DarwinはFreeBSDの改造版です。
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最初にあったのはUNIXというOSです。アメリカのAT&Tという会社で発売されました。その昔、WindowsやMacのようにマウスで操作ができなかった時代は黒い画面に緑色の文字をタイピングして操作をするのが普通でした。そういった時代の業務用のOSでした。でも今でも開発継続中ですよ!
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業務用のソフトウェアだったのでUNIXはとにかく高かったのです。そんなとき、UNIXにとても良く似せたOSであるLinuxを作って無料でリリースし、おまけにソースコードまで公開した猛者が現れました。
誰でもLinuxのOS開発に携われたので、非常に活発に開発が進み、UNIXとは違う独自の文化を築きました。その結果、現代のLinuxは普通に業務で使えるレベルまで研ぎ澄まされ、開発が盛んでタダで使えるLinuxが業務現場の主流になりました。もちろん今も開発は続いてます。
さて、FreeBSDですが、これは出現の由来はLinuxと似たようなものと思っていいでしょう。UNIXをタダで使いたいなぁ。って思った人がLinuxよりも原作に忠実に再現したものです。これはこれで需要があるのでUNIXを使っていた人は今でも使います。これも細々とですが、開発が進んでます。
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Darwinですが、これが生まれる前はAppleという会社はマッキントッシュ(Mac)というPC向けに今まで完全自社製のMacOSというOSを作り続けていました。ただ、FreeBSDの高機能さに目をつけたAppleがMacOSがバージョン10になるのと同時に、FreeBSDベースに作り変えたのです。
それの上モノとしてマウスで操作できるようにしたり、Safari入れたりと、オシャレなWindowsっぽくした完全版がMacOSXです。つまり、MacOSXの心臓の部分にDarwinというOSが乗ってると思って下さい。したがって、Darwin単体で使われる事はなく、上モノとセットでMacOSXとして扱われるのです。
これも今もずっと開発が続いていて、最新バージョンはYosemite, 時期バージョンのEl-Capitanもそろそろ出ますよね?
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UNIXとDarwin以外はタダな上に、改変するためのソースコードも公開されているので、誰でも自由に改造することができるのです。そうして世界中のデベロッパーが少しづつOSを良くしているので、お金がかかってないのにとても良い物が継続して公開されてるなんて現象が起きてるんですね。
こういうのをオープンソースといって、まぁ今時はなんでもかんでもオープンソースだったりします。理由は、自分で開発しなくても誰かが良くしてくれる効果がソースコードを公開するデメリットよりも上回るって世界中の人が思ってるからです。
という感じでしょうか。
参考:
UNIX - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/UNIX
Linux - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Linux
FreeBSD - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/FreeBSD
Darwin - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Darwin_(オペレーティングシステム)
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2015/10/02 15:16