動画のグレースケール変換について

Question

動画処理の勉強をしています。動画の反転はできたのですが、そこの反転させる関数をグレースケールにする関数にすると、保存された動画ファイルを見ることができません。
環境はopencv4.0.0,windouws10,Visualstudio2017,C++です。
これができないと前へ進めず困っています。
どなたかご返答よろしくお願いします。

補足　すいませんソースコード貼るの完全に忘れていました。

#include <opencv2/opencv.hpp>

int main(void)
{
// 動画ファイルを取り込むためのオブジェクトを宣言する
cv::VideoCapture cap;
cap.open("C:/opencv/sources/samples/data/Megamind.avi");

// 動画ファイルが開けたか調べる
if (cap.isOpened() == false) {
	printf("ファイルが開けません。\n");
	return -1;
}

// 作成する動画ファイルの諸設定
int    fourcc, width, height;
double fps;

width = (int)cap.get(cv::CAP_PROP_FRAME_WIDTH);	// フレーム横幅を取得
height = (int)cap.get(cv::CAP_PROP_FRAME_HEIGHT);	// フレーム縦幅を取得
fps = cap.get(cv::CAP_PROP_FPS);					// フレームレートを取得
fourcc = cv::VideoWriter::fourcc('X', 'V', 'I', 'D');	// AVI形式を指定
// * エンコード形式 "XVID" = AVI, "MP4V" = MPEG4, "WMV1" = WMV

// 動画ファイルを書き出すためのオブジェクトを宣言する
cv::VideoWriter writer;
writer.open("ビデオ.avi", fourcc, fps, cv::Size(width, height));

// 画像を格納するオブジェクトを宣言する
cv::Mat frame, dst;

for (;;) {
	// 1フレームを取り込む
	cap >> frame;				// cap から frame へ

	// 画像から空のとき、無限ループを抜ける
	if (frame.empty() == true) {
		break;
	}

	// ウィンドウに画像を表示する
	cv::imshow("変換中", frame);

	//ここにグレースケールの関数を入れると保存されたファイルが再生できない。※１

	// 動画ファイルへ書き出す
	writer << dst;				// dst から writer へ

	// 1ms待つ
	cv::waitKey(1);
}

return 0;

}

これがソースコードです。
今は書いていませんが、グレースケールにするときは※１のところにcvtColor(frame, gray_frame, cv::COLOR_BGR2GRAY);を書き込んでいます。
もちろんその時はgray_frameを宣言もしています。
どなたか詳しい方よろしくお願いします。

Comments

[coco_bauer]

プログラムが示されていないので、手のつけようがありません。「保存された動画ファイル」というのは、どのようにして作成されたものなのかも明らかにしてください。

Answer 1

グレースケールにすると、チャンネル数が1チャンネルになってしまうので、色合いをグレースケールにしたいだけであれば、一旦グレースケールにしたあと、BGR に戻してみてはどうでしょうか。

cv::Mat dst;
cvtColor(frame, dst, cv::COLOR_BGR2GRAY);
cvtColor(dst, dst, cv::COLOR_GRAY2BGR);

Comments

[QQQP]

回答ありがとうございます。グレースケールにすることは無事にできました。ありがとうございます。
ここから２値化しようとしてしたのですが、
//ここにグレースケールの関数を入れると保存されたファイルが再生できない。
cv::Mat bin_im; //2値画像を入れておくためのMat
threshold(dst, bin_im, 160, 255, cv::THRESH_BINARY); //閾値160で2値画像に変換
threshold(dst, bin_im, 0, 255, cv::THRESH_BINARY | cv::THRESH_OTSU);//閾値を自動で設定

// 動画ファイルへ書き出す
writer << bin_im; // dst から writer へ
このようにし、読み込む画像をグレースケールのものにしたのですが、ここからちゃんと画像を保存するにはどうすればいいでしょうか？
質問ばかりで申し訳ないです。

[tiitoi]

グレースケールの画像を書き出す場合は、全部 BGR に戻してから書き出してください
cvtColor(bin_im, bin_im, cv::COLOR_GRAY2BGR);
writer << bin_im;

[QQQP]

cv::Mat bin_im; //2値画像を入れておくためのMat
threshold(dst, bin_im, 160, 255, cv::THRESH_BINARY); //閾値160で2値画像に変換
threshold(dst, bin_im, 0, 255, cv::THRESH_BINARY | cv::THRESH_OTSU);//閾値を自動で設定
writer << bin_im;
// 動画ファイルへ書き出す
writer << bin_im; // din_imから writer
にしたのですが、二値化した動画を保存というか例外がスローされます。
読み込んでる動画はグレースケールのもので上に記した場所以外は変更していません。どうにか動画を二値化できないでしょうか？

[tiitoi]

上のコメントに書いたのは
2値画像も OpenCV で扱う上ではグレースケール画像と同じ、
CV_8UC1 型の cv::Mat として扱われるので、以下で BGR に変換してから、出力してみてください ということです。
cvtColor(bin_im, bin_im, cv::COLOR_GRAY2BGR);
writer << bin_im;

[tiitoi]

OpenCV では2値画像は輝度値が2種類しかないグレースケール画像と考えてよいです。

[QQQP]

何度も本当にすいません。
//ここにグレースケールの関数を入れると保存されたファイルが再生できない。
cv::Mat bin_im; //2値画像を入れておくためのMat
threshold(frame, bin_im, 160, 255, cv::THRESH_BINARY); //閾値160で2値画像に変換
threshold(frame, bin_im, 0, 255, cv::THRESH_BINARY | cv::THRESH_OTSU);//閾値を自動で設定
cvtColor(bin_im, bin_im, cv::COLOR_GRAY2BGR);
// 動画ファイルへ書き出す
writer << bin_im; // bin_im から writer へ
という風にしたのですがやはり例外がスローされてしまいます。
どこか勘違いをしているようでしたらご指摘お願いします。
何度も聞いてしまい申し訳ございません。

[yominet]

thresholdに渡している第一引数に
グレースケールにしたgray_frameが使われていません

cv::thresholdは、以前はシングルチャンネル専用でしたが
OpenCV3以降マルチチャンネルに対応したので
カラー画像（CV_8UC3）を渡すと、「各色の2値化」をしたカラー画像を返します。

ただし、cv::THRESH_OTSUなどは対応してないためシングルチャンネル専用になります。
例外スローされているのはたぶんこれが原因

おまけ：
writerのほうをシングルチャンネルにする手もありかな