dockerでDBのコンテナを作成してもDBの中身が残っている

Question

前提・実現したいこと

dockerの勉強中です。

dockerでDBを作成したくいろいろ試してる途中(DB構築時にテーブルやデータを入れる練習中)なのですが、イメージを再構築してコンテナを起動してもDBの中身が残ったままです。

どうすれば新規に作成できるでしょうか？
なにか手順が足りないでしょうか？

試したこと

コンテナを停止、削除してからvolumeを削除

docker stop container_name
docker rm -v container_name
docker volume rm vol_data

イメージを再構築してコンテナを起動

docker-compose up -d --build

docker-compose.yml

version: "3"

services:
  web:
    build: $PWD/docker/web # Specifying the file to build
    image: webapi # Image name
    container_name: web-container # Container name
    ports: # Port on the left to access,right side is the port inside the container
      - "3000:3000"
    environment: # Container internal environment variable
      - "DATABASE_HOST=db"
      - "DATABASE_PORT=5432"
      - "DATABASE_USER=postgres"
      - "DATABASE_PASSWORD=mysecretpassword1234"
      - "PGPASSWORD=mysecretpassword1234"
      - "DATABASE_NAME=testdb"
    links:
      - db
    stdin_open: true
    tty: true
    entrypoint: ash /app/run.sh java -jar /app/test.jar
    # command: ash # for debug

  db:
    image: postgres:10.6-alpine # Base image file
    container_name: db-container # Container name
    ports: # Port on the left to access,right side is the port inside the container
      - "5432:5432" 
    environment: # Container internal environment variable
      - "POSTGRES_USER=postgres"
      - "POSTGRES_PASSWORD=mysecretpassword1234"
      - "POSTGRES_DB=testdb"
    volumes: 
      - $PWD/docker/db/init:/docker-entrypoint-initdb.d # Initial data create
      - dbdata:/var/lib/postgresql/data # mount postgresql volume

volumes:
  dbdata:
    driver_opts:
      type: none
      device: $PWD/.dbdata # Create volume for postgresql
      o: bind

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

macOS

Answer 1

すでに回答がついていますが、ホスト環境のボリュームにDBのデータが格納される様な設定になっているので、同じ設定であれば、すでにある内容を参照する様になります。

回答にある通り、共有しているデータを削除する方法の他、設定を変更する、初期起動時に内容をクリアしてしまう、共有しないなどやり方はいくつかあるかと思います。

Answer 2

  db:
    image: postgres:10.6-alpine # Base image file
    container_name: db-container # Container name
    ports: # Port on the left to access,right side is the port inside the container
      - "5432:5432" 
    environment: # Container internal environment variable
      - "POSTGRES_USER=postgres"
      - "POSTGRES_PASSWORD=mysecretpassword1234"
      - "POSTGRES_DB=testdb"
    volumes: 
      - $PWD/docker/db/init:/docker-entrypoint-initdb.d # Initial data create
      - dbdata:/var/lib/postgresql/data # mount postgresql volume
        ↑ここでvolume dbdataをマウントしている
　　　　　この１行を削除することで、コンテナ内にデータを保持するようになる

volumes:
  dbdata:
    driver_opts:
      type: none
      device: $PWD/.dbdata # Create volume for postgresql
　　　　　　　　　↑dbdataの実体は $PWD/.dbdata である
      o: bind

docker-compose.ymlと同じディレクトリに、.dbdataというディレクトリがあると思います。ここにDBの実データが入っていますので、これを削除すると良いでしょう。

Comments

[moshi]

実態となる.dbdataってホスト側ではなくコンテナ側に作成して指定することもできたりするものでしょうか？

[kazto]

コンテナ内に作成しても、一度downしてupし直すとまっさらになってしまうので、一般的ではないと思います。

[moshi]

絶対そうですよね！そんな使い方おかしいですよね！自分もホスト側に保持しないと消えてしまうと考えたのですがそうしろと言われてしまい…
参考までにお聞きしたいのですがdevice: $PWD/.dbdataをどうするとコンテナ内に実体を置けますか？

[kazto]

回答内のdocker-compose.ymlに削除箇所を追記しました。

作業指示が間違っているということは往々にして発生しえます。
そこはコミュニケーションを密に取って行かないと、大きな手戻りになりますね。

[moshi]

丁寧にありがとうございます。

今試してみておそらくできたと思うのですが、指定の1行を削除した場合しなかった時の.dbdataのような実体を保持する場所はどこになるのでしょうか？
ホスト側に保存していた時と違って.dbdataのディレクトリを作成しなくてもエラーにならなかったのでなぜだろうと思いお聞きしました。

[kazto]

コンテナ内の`/var/lib/postgresql/data`ですね。.dbdataのマウント先です。

[moshi]

ありました！ありがとうございました。