HerokuでLaravelを使ったメンテナンスモードに移行できない

Question

HerokuでLaravelを使ったメンテンナンスモードに移行する

WebアプリケーションをHerokuにデプロイして一部IPアドレスのみ許容するメンテナンスモードに移行したい。
Laravelの標準の機能としてメンテナンスモードへの移行はあるのですがそれがHerokuで機能しません

発生している問題・エラーメッセージ

php artisan down --allow (IPアドレス) とするとそのIPアドレス以外を弾くようになるのですが
この仕組みとしてはphp artisan down --allow (IPアドレス)とすると
/storage/framework直下にdownファイル(ここには許容するIPアドレスなどが書いてあります)が生成されLaravelアプリケーションはそれを参照して弾きます

試したこと

heroku run php artisan down --allow (IPアドレス)としても/storage/fremework直下にdownファイルが生成されていませんでした

なおローカル開発環境ではphp artisan down --allow (IPアドレス)とすれば生成されます

ご教授のほどよろしくお願いします

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

Laravel5.7

Comments

[CHERRY]

`php artisan down --allow IPアドレス ` は、どのように実行していますか？

Answer 1

heroku run php artisan down --allow IPアドレス

のような感じで実行しているのであれば、

Heroku のドキュメント One-Off Dynos に

While the web dyno would be defined in the Procfile and managed by the platform, the console and script would only be executed when needed. These are one-off dynos.
(略)
Each dyno has its own ephemeral file system, not shared with any other dyno, that is discarded as soon as you disconnect.

と記載されています。

つまり、heroku run 〜 で実行した場合、Web Server として稼働している Dyno と別の Dyno で、コマンドが実行される。
Dyno 間でファイルシステムは共有していないので、コンソールコマンド側で作成したローカルファイルを、Web Server で参照することはできないということのようです。

対策としては、ローカルファイルシステムを使わないような仕様で自作する必要があります。

メンテナンスモードを修正するのに　どのあたりに手を加えたら良いかは、AWSの例ですが...

Laravelアプリのメンテナンスモードがコンテナ運用に対して微妙だったので、自作した件

が参考になると思います。

Comments

[math346613]

丁寧に教えていただきありがとうございます！とてもためになりました！