package.jsonとcomponent.jsonの違いがわかりません

Question

Railsで自作のJavaScriptのクラスをgemとして利用するために、Rails Assetsというサイトを利用しようとしています。これはbowerにあるパッケージをgemとしてインストールすることができるサイトだと知りました。
例： gem 'rails-assets-mypacakage_name'

そのためにまず自作のJavaScriptファイルをbowerパッケージに登録します。この時必要なpackage.jsonとcomponent.jsonの違いがわかりません。どちらも依存関係などを記述するものだと思うのですが、この2つはどのように使い分ければいいのでしょうか？

Answer 1

package.jsonはnpmの設定ファイル、component.jsonはbowerの設定ファイルです。どちらもJavaScriptの依存関係を定義し、必要なライブラリをダウンロードしますが、bowerは主にブラウザ(クライアント)用のライブラリを定義し、npmはnode.jsで利用するライブラリを定義します。

node.jsはサーバーサイドの開発言語として利用される事が多いので、Railsと同時に利用することはあまりありません。

近年、node.js用に書かれたライブラリでもクライアントサイドで利用したいという要望からbrowserifyやwebpackというツールが登場し、package.jsonに依存関係を定義します。bowerの出番が減った、という感じです。

Comments

[mitsuru793]

ご回答、ありがとうざいます。
とうことはbowerパッケージとして登録する際には、component.jsonがあればいいのですね。作成するパッケージにnpmのライブラリが必要な場合は、package.jsonを作成しこちらに依存関係を書いておくと言った使い分けだと思いました。

また、bowerコマンドのバージョンを上げて bower initを実行したところ、package.jsonではなくcomponent.jsonが作られるようになりました。今はcomponent.jsonではなくbower.jsonに変更されていることを知りました。