EmacsでC言語の勉強は楽しいですよ!
是非チャレンジしてみてください。
質問者様の前提条件(理解)について不明なので、そもそもの部分について情報を記載させていただきます。
・コマンドプロンプトでの「C言語ソースコード作成→リンク/コンパイル」の流れを理解できている
・gdb等のデバッガがインストールされている
・GCC等のC言語コンパイラ及びリンカがインストールされている
・質問者様が、コマンドプロンプトでC言語のソースコードからexeファイルを作成できる
・EmacsそのものにC言語開発のための機能が実装されているわけではない事を理解できている
・特定のプログラミング言語に特化した編集機能(補完、タグジャンプ、Grep、置換え、色付け...etc)はEmacsの設定ファイルに設定しなければ実現できない
という前提条件が必須かなと思います。
Emacsは高機能なので「パソコンにインストールされているコンパイラやリンカ、デバッガをEmacs上で実行できる」という話です。
Emacsは高機能なエディタではありますが、Emacs自身がC言語のソースコードをコンパイルできるわけではありません。
では、EmacsにどうやってC言語のコンパイラやリンカ、デバッガを紐つける(設定する)のか?というところなのですが、Emacsは「Emacs Lisp」と呼ばれるプログラミング言語で設定しなければなりません。
「init.el「や「.emacs.el」といった設定ファイルに、C言語をデバッグ、コンパイルするための設定を記載する必要があります。
しかしながら、EmacsでC言語開発というニーズは先人たちにも当然ながらあった事ですので、標準で設定が準備されています。
※恐らくですがミニバッファでM-x gdb を実行すると「gdbがインストールされてないよ!!」と怒られたりするはずです。(gdbはデバッガアプリです)
※ちなみにコンパイルコマンドは「M-x compile」です。(makeがインストールされてないよ!!)と怒られると思います。
ですので、実現するための参考手順を記載いたします。
申し訳ありませんが、手順の詳細についてはGoogle検索などで補って下さい。
1.コマンドプロンプトでC言語ソースからexeファイルを作成する環境を構築
http://d.hatena.ne.jp/Kojo_Sugita/20080503/1209746003
※環境変数「PATH」に、C:\MinGW\bin;C:\MinGW\msys\1.0\bin を追加するのをお忘れなく。
2.Emacsから、手順1でインストールしたコンパイラ、リンカ、デバッガを実行してみる。
★Emacsを起動
MingwをインストールしてからEmacsを起動すること。
※gcc及びGDBがインストールされていると、Emacs起動時に自動的に環境変数から読み取ってくれる。
★hello.cを任意のフォルダに作成
#include <stdio.h>
void main() {
printf("hello world!!\n");
}
※上記のお決まりのコードを、Emacsで書いて保存する
★「M-x compile」をミニバッファで実行
hello.cが書けたら、hello.cの編集バッファで「M-x compile」コマンド実行。
「M-x compile」を実行すると、ミニバッファに「make -k」と表示されるので、make -kをBackSpaceキー連打で削除。
削除できたら「gcc hello.c -o hello.exe」と入力しEnterキーを叩く
↓
-- mode: compilation; default-directory: "d:/kintaka/project/c_lang/00/" --
Compilation started at Wed Sep 16 12:01:19
gcc hello.c -o hello.exe
Compilation finished at Wed Sep 16 12:01:19
このように表示されるはず。
★デバッガでステップ実行などやってみたい場合は「M-x gdb」をミニバッファで実行
hello.cの編集バッファで「M-x gdb」を実行。
すると、ミニバッファに「gdb -i=mi a.exe」と入力された状態で表示されるので、「gdb -i=mi hello.exe」に修正しEnterキーを叩く
↓
This GDB was configured as "mingw32".
For bug reporting instructions, please see:
http://www.gnu.org/software/gdb/bugs/...
Reading symbols from d:\kintaka\project\c_lang\00\hello.exe...(no debugging symbols found)...done.
(gdb)
このようにデバッガのプロンプトが表示されれば成功。
使い方の参考はコチラ → http://write-remember.com/linux/emacs-gdb/
※コンパイラとデバッガがインストールされていれば、標準のEmacs設定で自動的に使えるようになっているはず・・・。
※うまく動かない場合は「Emacs C言語開発」「M-x compile」「M-x gdb」等のキーワードでGoogle検索してみてください。
以上、長文になり申し訳ないです。
楽しんで下さい!!
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