Subscription ManagerのRH ClassicからRHSMへの移行時にRegister後のyumで「but is not receiving updates.」とはねられる

Question

RH Classicに登録中の複数台のRHEL 5.3サーバに
Subscription Manager1.11.3-14を設定してRHSMに切り替えをしようとしています。
参考：https://access.redhat.com/ja/solutions/260413

registerしようとしたところ、うち複数台でエラーが発生したのでナレッジをお持ちの方、教えていただけますでしょうか。
なお、上記のとおりRH Classicにリポジトリ等が向いてしまっているため、yumは使えない状態です。

発生している問題・エラーメッセージ

register後、yum check-updateを試行すると以下のメッセージが出ます。

This system is registered to Red Hat Subscription Management, but is not receiving updates. You can use subscription-manager to assign subscriptions.

試したこと

RHサイトのナレッジベースでは「dateで時刻を修正する」という内容の回答が出てきましたが、お客様のサーバでもありこれ以外に回避や解決の方法があればお聞きしたいです。

以上、よろしくお願いいたします。

Answer 1

まだすべてが解決したわけではありませんが、
RedHatからの回答がありましたので一応のナレッジとして置いておきます。

前提として、以前物理サーバとして置いてあったものを仮想環境に移し、
仮想環境用のサブスクリプションをお客様が買い直してあるところが肝だったようです。

仮想環境用のVirtual DataCenterサブスクリプションは今までとサブスクライブ方法が異なり、
virt-whoのサーバを立てて一度ハイパーバイザをRedHatのポータルに登録し、
ハイパーバイザに物理マシン用サブスクリプションを割り当てることで
そのハイパーバイザに無制限に仮想RHELが立てられるといったものであるようです。

今回、このvirt-whoサーバが無いことにより、
サブスクライブされたのが物理マシン用だったことが原因の一端のようです。

したがって、仮想マシンのいずれかをvirt-whoサーバとして設定することが必要ですが、
今回のサーバはRHEL5のため、延長ライフサイクルに入っており、
パッケージに不具合等があってもアップデートが提供されておりません。

そのため、自分の環境ではvirt-whoをインストールし、設定するところまではできましたが、
ポータルにハイパーバイザが表示されませんでした。
（これはRedHatの回答にも、「そのような場合が考えられます」とありました）
これを解決するには、RHEL6以上でvirt-whoサーバを立てる以外にはないようです。

以上、これをもって回答とさせていただきます。
virt-whoの設定方法につきましては、RedHatからも多数ナレッジが提供されておりますので
そちらをご参照ください。