社内用のPrivateリポジトリのライセンスについて

Question

社内で共有するPrivateリポジトリにライセンスをつける方がよいのでしょうか?
基本的に公開はしない予定ですが、もし流出や間違ってPublicにしてしまった場合などに備えて、
なんらかのライセンスはつけておくほうがよいのではないか?という話があがりました。

Comments

[papinianus]

弁護士に相談しては？ここに法律の専門家はいません

Answer 1

MITやGPLなどで要求されるものを除けば、外部公開を予定しないコードにライセンスは付けないのが正解です。

ソフトウェアのライセンスが「使用許諾契約書」と訳されるように、ライセンスでは受け取った人ができることを宣言するものです。つまり、なんのライセンスもないコード=受け取っても作者の許諾がなければ全く使えないコード、ということになるので、公開を意図しないものならそれで問題ありません。

Comments

[maisumakun]

なお、（昔は違いましたが）アメリカを含めほとんどの国家が、何も書かなくても著作権が発生する「無方式主義」を取っていますので、「著作権表記がないからパブリックドメインとみなされる」ことも、法的には起きません。

[thinkn1108]

ライセンスがないと訴えられたりすることがあるのかと思っての質問でしたが、
そんなことはないんですね。。お二方とも非常に参考になりました。ありがとうございます!!

Answer 2

もし流出や間違ってPublicにしてしまった場合などに備えて

「流出や間違ってPublicに」という時点でオープンソースソフトウェアライセンスとは話が別ですよね。
みんなでソースコードを利用してもらうためのライセンス表示なので今回の趣旨には合わないと思います。

つけるなら「全ての権利は弊社にある(All rights reserved)」かと思います。

Comments

[thinkn1108]

なるほど。All rights reservedをつければ問題なさそうですね。ありがとうございます!!