Q&A
前提・実現したいこと
linux（ubuntu18.04）にmosquittoをインストールし、
testというtopicでメッセージを受けられるようにしています。
Windowsから日本語のメッセージを受けられるようにしたいと考えています。
発生している問題・エラーメッセージ
ubuntu上の別の端末からmosquitto_pubからメッセージを投げると英数字も日本語も問題なく受信されますが、Windows上のmosquitto_pub.exeからメッセージを投げると日本語のみ文字化けしてしまいます。
該当の操作ログ
ubuntu18.04の端末
$ mosquitto_sub -t test -v test sirokuma test ���낭��
Windowsコマンドプロンプト
Active code page: 65001 C:\Program Files\mosquitto>mosquitto_pub -h ubuntu -t test -m sirokuma C:\Program Files\mosquitto>mosquitto_pub -h ubuntu -t test -m しろくま
試したこと
Windows上のコマンドプロンプトの文字コードの問題かと考え
chcp 65001
として文字コードをutf-8に変更してみても文字化けの仕方に変化は見られませんでした。
補足情報（FW/ツールのバージョンなど）
mosquitto-1.5.3-install-windows-x64.exe (~360 kB) (64-bit build, Windows Vista and up, built with Visual Studio Community 2017)
をWindows10にインストールしています
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ベストアンサー
Windows のコマンドプロンプト(cmd.exe)上でコマンドラインオプションで日本語文字列を指定し、外部プログラム(今回の例ではmosquitto_pub)を起動すると、外部プログラムのランチャーであるcmd.exeにより更に文字列がエンコードされてしまい、意図しない文字コードでその外部プログラムに渡されてしまいます。
コンソール上でchcpコマンドで 65001(UTF-8) を指定し、-m しろくまと指定してUTF-8で渡したつもりでも、mosquitto_pub.exe が呼び出される時点で更に変換されてしまう(この時点でもう文字化け)ということです。
mosquitto_pubのオプション指定のとき、-m メッセージ文字列 ではなく-f ファイル名で指定することでファイルの中身そのままが送られます。こちらを使用することでUTF-8の日本語文字列をそのまま送信することができます。
"しろくま"と記述したファイルをUTF-8(BOM無し)で保存し、そのファイルを-f ファイル名で指定して実行してみてください。以下は、UTF-8で"しろくま"と記述したsirokuma.txtと言う名前のファイルを作成し、16進数ダンプしてUTF-8であることを確認した例です。
cmd.exe
1C>certutil -dump sirokuma.txt 2 0000 ... 3 000c 4 e3 81 97 e3 82 8d e3 81 8f e3 81 be ............ 5CertUtil: -dump コマンドは正常に完了しました。
このファイルを-fオプションで指定して実行します。これでlinux側で正しく表示されるはずです。
C> mosquitto_pub -h <送信先のアドレス> -t test -f sirokuma.txt
下の画像は、Windows7 対 Ubuntu16.04 で実際に試した例です。chcp 65001でUTF-8のコンソールにしなくても、UTF-8の"しろくま"文字列がUbuntu16.04 側で稼動するサブスクライバーである mosquitto_sub で表示できています。
投稿2018/10/18 14:43
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2018/10/19 02:40