外部参照
質問にある
gradle
1dependencies{
2 implementation 'com.rmtheis:tess-two:9.0.0'
3}
のような記述は、外部依存関係の設定です。Android Studioプロジェクトを作成したとき、プロジェクトルート直下のbuild.gradleに
gradle
1allprojects {
2 repositories {
3 google()
4 jcenter()
5 }
6}
という記述がありますが、これが外部参照するネットワークリポジトリーの設定となります。jcenter()はBintray jcenterを外部参照するための定義となっていて、tess-twoもここに存在します。なお、google()はSupport LibraryやGoogle APIsなどを外部参照ためのものです。
ローカルの他プロジェクトから参照
外部参照せず、ローカルにダウンロードした他プロジェクトから参照する方法もあります。自分の作成したプロジェクトのsettings.gradleに
gradle
1include ':tess-two'
2project(':tess-two').projectDir = new File('../tess-two-master/tess-two')
のように記述して、自プロジェクトルートから見たtess-twoモジュールのパスを指定することで、tess-twoモジュールを自プロジェクトに加えることができます。このモジュールを自プロジェクトのappモジュールで参照するには、app/build.gradleに
gradle
1dependencies{
2 implementation project(':tess-two')
3}
という記述を加えます。
ただし、この場合はtess-twoモジュールのビルドが通るようにするために、自プロジェクトのルート直下にあるbuild.gradleも修正を加える必要があるでしょう。
aarファイルを参照
tess-two-masterプロジェクトをAndroid Studioでビルドすると、ライブラリーとしてaarファイルが作成されます。このaarを自分のプロジェクトに取り込む方法もあります。
自分のプロジェクトで、File→New→New Module...と選択し、表示されたダイアログの下の方にあるImport .JAR/.AAR Packageを選択します。次の画面で、File nameの右端にあるボタンをクリックして、tess-twoモジュールで作成されたaarファイルを選択(プロジェクトルートから見て、tess-two/build/outputs/aar/の下にあるはず)します。ここでSubproject nameに設定した名前を以降で用います。
完了したら、settings.gradleに
gradle
1include ':tess-two'
を追記(tess-twoの部分はSubproject name)し(projectDirを設定する必要はありません)、app/build.gradleに
gradle
1dependencies{
2 implementation project(':tess-two')
3}
を追記すれば完了です。
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