Postgreのbytea型とvarchar型の違いが判らない

Question

bytea型とvarchar型の説明がわかりません。
Postgreのサイトを参考にしました。

1点目は、バイナリ列はゼロの値のオクテットと他の"表示できない"オクテット（通常32から126の範囲外のオクテット）を保存できるということです。 文字列ではゼロというオクテットは使用できません。 また、データベースで選択している文字セット符号化方式で無効なオクテット値やオクテット値の並びも使用できません。
2点目は、バイナリ列を演算すると実際のバイトが処理されるのに対して、文字列の処理はロケール設定に従うということです。

この2点を初心者にわかりやすく説明してくださる方はいませんか。まったく、ピンときません。

宜しくお願い致します。

Answer 1

引用の続きに、

まとめると、バイナリ列はプログラマが"バイト列そのもの"と考えるものを格納するのに適し、文字列はテキストを格納するのに適しています。

とあり、ここに要約されています。

逆説的に説明すると、
文字型は文字としてしか扱うことが出来ないから、

文字列ではゼロというオクテットは使用できません。

（ゼロというオクテット→バイナリでの0）

また、データベースで選択している文字セット符号化方式で無効なオクテット値やオクテット値の並びも使用できません。

（utf8やsjis等の文字コードで許されている範囲ものしか格納できない※代入しようとするとエラーになる）

文字列の処理はロケール設定に従うということ

（バイナリとして演算しようとしても、型のエラーとなりできない）

というような事です。

Comments

[退会済みユーザー]

回答ありがとうございます。少しわかりました。
しかし、varchar型にゼロをインサートできました。
バイナリでの0が使用できない意味がわかりません。

[sazi]

そのゼロとはどういう値ですか？
単に0とすると暗黙に文字に変換されます。
やるなら、decode('0', 'escape') として代入してみて下さい。

[退会済みユーザー]

A5M2上で
insert into exampletable values(0::bytea);実行
「cannot cast to integer to bytea」とエラーですが、
insert into test_tablee values(1::bytea);も同様でした。

次に、insert into test_tablee values('\000');とすると、
\000
と表示されました。

[退会済みユーザー]

A5M2上で
insert into test_tablee values(decode('0', 'escape'));
を実行しました。
すると
\x30
としてセルに表示されました。

[sazi]

ゼロオクテットは、E'\000'::byteaと表すようです。※decode('0', 'escape')　は忘れて下さい。
ゼロオクテットを文字型に代入すると暗黙で型変換が行われ文字で格納されるようです。
多分、文字として管理しやすいようにする為な気がしますが。

[sazi]

エラーとする代わりに文字に変換しているようなので、どうやってもゼロオクテットでの格納はできないと思われます。

[退会済みユーザー]

親切に調べてくださりありがとうございます。
insert into testtesttest values(E'\000'::bytea);
はセルに文字列として\x00と設定されました。しかし、
insert into testtesttest values(E'\001'::bytea);
のように1というオクテットは\x01と設定されました。
ゼロと同じ扱いです。つまり、暗黙的に文字列に変換されています。
とすると、「文字列ではゼロというオクテットは使用できません。 」
とありますが、ゼロ以外のオクテットも設定できないようです。
postgresのドキュメントが間違えているのでしょうか？
バージョンの違いでしょうか？
それとも僕はどかかで理解していないのでしょうか？

[sazi]

「ゼロ以外のオクテットも設定できないようです。」これは
>データベースで選択している文字セット符号化方式で無効なオクテット値やオクテット値の並びも使用できません。
ですね。ゼロというオクテットもこちらに含まれてはいます。

Answer 2

文字列型の使い分け