Swiftのシングルトンの理解、これで合っていますか・・？

Question

記事などを調べて、シングルトンはインスタンスを一つしか生成しないことを保証するデザインパターンだということはぼんやり理解しているつもりでした。
しかし、Xcodeでコードを書いていると、シングルトンで書いたクラスのインスタンスがエラーなく複数生成できたので、「あれ？一つしか生成できないはずでは・・・」と混乱してきました。

[聞きたいこと(理解に自信が持てないこと)]
・新しく生成されるインスタンスは同じように見えて全くの別物。
・シングルトンのインスタンスは何個も生成できるようだけど、中身(参照先？)が全く同じなので、インスタンスを複数生成できているのは勘違いで中身は同じ。

上記の認識で合っていますでしょうか・・・？

class Hoge {
    
}

var hoge1 = Hoge()
var hoge2 = Hoge()

//新しく生成されるインスタンスは同じように見えて全くの別物?
hoge1 === hoge2 //false

class Singleton {
    static let shared = Singleton()
    
    private init() {
        
    }
}

var singleton1 = Singleton.shared
var singleton2 = Singleton.shared

//インスタンスを複数生成できているのは勘違いで中身は同じ?
singleton1 === singleton2 //true

Answer 1

シングルトンのインスタンスは何個も生成できるようだけど

生成しているわけではなく、

static let shared = Singleton()

ここで生成済のインスタンスをSingleton.sharedで取得しているだけです。

インスタンスを複数生成できているのは勘違い

ということです。

Comments

[teosu]

もやもやが晴れました。ありがとうございます！