imagemagickのアルファチェンネルについて

Question

imagemagickのアルファチェンネルについてなのですが、png画像を画像を回転させると透過していた部分が黒くなってしまいます。
コマンドラインでは、

convert test.png -background none -rotate 30 test2.png

となりますが、phpでimagickを利用した際にも同じ結果になります。
別サーバーで同様のことをやった際にはきちんと透過されることから、ライブラリー関連で何らかのものが足りないのではないかと思っているのですが、原因がわからずといったところです。
どなたかお詳しい方いましたら、ご教授お願いいたします。

ちなみに -background noneを指定しているので、コマンド的には問題ないと思っております。

よろしくお願いいたします。

追伸:
identfy -list formatでlibpngのところを確認すると透過できる場合は、
32-bit RGBA PNG, semitransparency OK
となっていて、透過できずに黒で塗りつぶされている場合は、
opaque or transparent 32-bit RGBA
となっていました。

インストールには違いがないのですが、どのようなかたちでこういう違いになるのでしょうか。

Answer 1

PNGフォーマットには幾つもの保存形式があるので、半透明(semi-transparency)をピクセル単位にRGBAの形で収めた形式でないと回転させられない（中間調の結果を収められない）ということではないかと。(完全な透明色の場合は使用する色がパレット化されている場合があります。その場合には回転の際に生じる中間調の色を収めるパレットの余裕がなくなるので対応していないよ…ということではないかと)

PNGフォーマットの話はこちらなど参照してみてください。

ズバリの回答ではないですが、英語サイトを調べるとこんなQ&Aが見つかりました。
GDライブラリ使うなら、こんな感じにしよう。みたいなことが書かれています。

他に情報がないかと調べていたんですが、こんなページを見つけました。
「アルファ・チャンネルを強制する場合には、"-type TruecolorMatte"を指定するか、PNG32 形式で保存しなさい。」というような記述がありますね。