HTML5のアウトライン判定のしくみについて現在の最新仕様に基づいた見解を質問させてください。
###疑問点
セクション要素を入れ子にしてアウトラインを作っている場合の、第二階層セクション以下の見出しに全てh1要素を使うことはHTML5仕様としてNGになったのか?
HTML5が文書のアウトラインを判別する際には、
1.セクション要素が使用されていた場合はその入れ子構造で判別
2.セクション要素が使用されていなかったら従来通り見出しレベルで判別
という仕組みだったかと思います。
上記の仕組みがあることから、「セクション内で使用される見出しのレベルは問わない」というルールに変更となり、以下の様なマークアップでも正しくアウトラインが出力されると説明されていたはずです。
HTML
1<body> 2<h1>第一階層の見出し</h1> 3<section> 4 <h1>第二階層の見出し</h1> 5 <p>第二階層のコンテンツ</p> 6 <section> 7 <h1>第三階層の見出し</h1> 8 <p>第三階層のコンテンツ</p> 9 </section> 10</section> 11</body>
ところが、最近W3CのバリデートサービスでHTML5文書をチェックすると、上記のようなマークアップでは見出しレベルについてWariningが出るようになることを確認しました。
Warning: Consider using the h1 element as a top-level heading only (all h1 elements are treated as top-level headings by many screen readers and other tools).
Warningで紹介されている参考サイトを見ると、上記のようなマークアップ構造では、ブラウザやスクリーンリーダーの多くではアウトラインがフラットになってしまうので、第二階層以下の見出しにはh2-h6を使え、というような内容が書かれています。
当方は英語にあまり強くないことと、最新仕様の動向を常にチェックできているわけではないことから、これが単にブラウザ側の対応が遅れていることに対する当面の過渡的な対応として推奨されているだけのことなのか、それとも**「セクション内での見出しレベルは問わない」というルール自体が見直しの方向**となっているのか正しく判断できません。
どなたかHTML5仕様策定の経緯やHTML5.1仕様策定の最新動向に詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただけますと助かります。
よろしくお願い申し上げます。
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2015/07/23 07:06