nfs利用時のmountオプションについて

Question

mountのオプションnoacがキャッシュを利用しないとありますが、ここでいうキャッシュとは何ですか？

nfsでキャッシュを持つ、というのはわかりましたが、何のキャッシュですか？
書き込むデータのキャッシュを持つのでしょうか？
ファイル属性だけですか？(statコマンドの中身みたいな情報だけ？)

このオプションを設定すると何が起こる？

nfsクライアント側でキャッシュする事でパフォーマンスが向上するのはわかりましたが、デメリットは何でしょうか。

• マウントしているクライアント側がローカルにキャッシュを持つのでnfsサーバ側と差分が出来る?

(複数台で利用しているとおかしな事になる?)

• 同期しないので書き込み完了したつもりでも、DISKに反映されてない事がある?
• IOをキャッシュするので突発ダウン時にDISK書き込んでいないデータが消失する?

要は安全性を代償に、速度を向上させているという事でいいでしょうか。

Answer 1

nfsでキャッシュを持つ、というのはわかりましたが、何のキャッシュですか？

"man nfs" の "ac / noac" の説明や、"DATA AND METADATA COHERENCE", "Attribute caching" の項を見ると、属性のようです。
また属性とは別に、"The sync mount option" の項に、書き込み時のデータ同期について記載があります。

要は安全性を代償に、速度を向上させているという事でいいでしょうか。

そうだと思います。