DAOを使う場合にトランザクション管理は何処で行うべきでしょうか？

Question

現在javaの勉強中なのですが
以下のような流れの処理をボタンを押された際に呼び出されるメソッドに丸ごと詰め込んでいる状態です。

1.トランザクション開始
2.テーブルAからデータ取得
3.なんかいろいろ処理
4.テーブルBにデータ登録
5.トランザクション終了（コミット）

これをDAOを使った作りに書きなおしてみたいと思ったのですが、
その場合トランザクションの管理はどこで行うべきなのでしょうか？

パッと思いついたのは以下の2つです。
①1～5全てをDAOの1つのメソッドに詰め込む。
トランザクションの管理はDAOのメソッド内で行う

②1,3,5はビジネスロジックにして2,4は個別のメソッドとして定義する。
トランザクションの管理はビジネスロジックで行いDAOには引数等でトランザクションを渡すようにする。

しかし、①にした場合DAOにビジネスロジックが入っていしまう上にメソッドの粒度が大きくなりすぎる気がします（呼び出し元が何もしないでDAOのメソッド呼び出すだけなので元々と変わらないですし）。
②の方法にすると何となく解決は出来そうなんですがDAOを使った開発のパターンとして正しいものなのかどうかがわからないです。

フレームワーク等を使えばそれらが上手いことやってくれるらしいので気にしなくていいのかもしれませんが、
別の言語でも同じ問題にぶつかる可能性が高いですし、初学者なのでそれらに頼らずに自分で管理するように書いてみたいと思っています。

よろしくお願いします。

Comments

[m.ts10806]

質問編集画面タイトル横にある「初心者アイコン」をご活用ください。「初心者」と質問で書くよりも伝わりますし、質問一覧に表示されるのでわかりやすくなります。

Answer 1

以下参考。

サルでもわかる 逆引きデザインパターン > 第3章 逆引きカタログ　J2EE編 > DAO (Data Access Object)

デザインパターン

もし、上記はご存知での質問なら、読み込みが足りていないと思いますので再読をお勧めします。

Comments

[退会済みユーザー]

回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

Answer 2

他の方もご回答されてますが、ご推察されている通り、基本的には①より②ののほうが素直かと私も考えます。
理由は下記の通りです。

• Data Access Objectは、単一責任の原則的に単にデータへアクセスに集中したオブジェクトであるべきで、トランザクション管理の責務まで負うのは若干Too muchかと思います。
• トランザクションの粒度はビジネスロジックに依存するので、DAO側にトランザクション管理を任せてしまうと後々不都合が出やすい。もしくはトランザクションごとにDAO側で処理を細分化していく必要が出てきてしまい巨大なDAOが出来てしまうイメージがあります。

余談ですが、規模の大きいアプリケーションになるほどトランザクション管理を自前で作りこむのは指数関数的にアプリケーションの複雑度をあげてしまいバグを生みやすいので、避けるべきで、基本はフレームワークに任せます。

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[退会済みユーザー]

回答ありがとうございます。
確かにトランザクション管理を自前でやるとなると各モジュールの作りが複雑になるか共通モジュールを相当作り込まないといけなくなりそうですね。
既に先人たちが作った素晴らしい仕組みを自分で再開発するのも無駄ですしバグも出そうなのでフレームワークを使った方法も勉強したいと思います。

Answer 3

①1～5全てをDAOの1つのメソッドに詰め込む。

ありえません。DAOはDBにアクセスするだけです。

②1,3,5はビジネスロジックにして2,4は個別のメソッドとして定義する。

こちらが一般的です。
最初はトランザクション（コネクション）をDAOに渡す方法でもよいと思います。

できればコンテキストなどスレッドローカルな変数で扱います。
そうするとDAO内でコネクションが取得できるので、DAOに渡さなくてもよくなります。

最後に、、、、
対象のビジネスロジックが呼ばれる前に、
コネクションがスレッドローカルに設定されて、
（設定された時点でトランザクション開始）
DAO内ではそのコネクションを使い、
対象のビジネスロジックが終わったときに、トランザクションが終了されます。
といった感じで、トランザクションを意識しなくても
FWが全てよしなにやってくれます。
※あくまで一例です、FWよってさまざまですので、確認してください。

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[退会済みユーザー]

回答ありがとうございます。
回答ありがとうございます。
①は自分でもさすがにこれはないなと思ったので、②の方でやってみたいと思います。
実際の開発では大抵の場合はFWを使用すると思うので、FWを使った方法もやってみようと思います。