dockerコマンドがわかりません。

Question

```docker run -p 12:80 -v $PWD:/home/test --name airport 123xxxxxxxx.dkr.ecr.ap-northeast-3.amazonaws.com/kansai-job /sbin/init

上記のコマンドですが、以下の部分について教えていただけないでしょうか。

・$PWD:/home/test
・123xxxxxxxx.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/kansai-job
・/sbin/init

Answer 1

-vはディスクのマウント（永続化用）、
$PWDは今のディレクトリ（ホスト側）、
:で区切った向こうは仮想マシン側、の
/home/testがマウント先。

123xxxxxxxx.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/kansai-jobは多分イメージ名。

/sbin/initを実行する。

---

今いるディレクトリを/home/testにマウントして、123xxxxxxxx.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/kansai-jobというイメージでコンテナを作って、/sbin/initを実行してください、というコマンドです。

Comments

[kansya]

ありがとうございます。
ちんぷんかんぷんでしたが、少しわかってきました。
マウントなのですが、調べたらdockerでマウントするとコンテナ内のファイルがローカルに残ると書いてあったのですが意味がわからなかったのですがマウントはどうして必要なのでしょうか。
私はローカル内の特定の場所でこのコマンドを叩いて、そのローカルの場所に置いたhtmlファイル等をhttp接続でdocker上で表示しているのですが、そのために必要なのでしょうか。

[mkgrei]

おっしゃる通りです。

1.ローカルにあるものをコンテナ内に持ち込む、
2.コンテナで処理したデータをローカルに残す、
という２つの側面を持っています。

さらに詳しく説明すると、
ホスト側で用意したファイルをdockerコンテナ内で利用する方法は3つほどあります。
1.起動しているコンテナにsshなどで接続してアップロードする
2.今回のようにディスクをマウントして、コンテナ内からホスト側のファイルを見えるようにする
3.Dockerfileにファイルを埋め込むようにコンテナイメージを作成する

1ではデータを軽くやりとりでき、必要に応じてデータをアップロードして使用します。利点と弱点は表裏一体で、コンテナを破棄するとアップロードしたデータは消えます。
3はデータがコンテナに埋め込まれているので、コンテナを立ち上げれば必ず含まれることを保証します。ただ埋め込まれたデータの中身を変更するのは困難で、コンテナイメージを更新する必要があります。

2はわざわざ指定してあげる必要がありますが、比較的手軽にローカルデータをコンテナ内で扱うための方法です。

[kansya]

ありがとうございます。
そうなんですね。
2のマウントの方法を使っている場合なのですが、ローカルのhtmlファイルを更新するとdockerで表示した画面も更新されていますが、docker仮想環境の中にローカルのファイルはないと思うので、これはマウントしたことによってローカルファイルがdockerコンテナ内のどこかのディレクトリに同期？又はミラーリング？のようなことをされているのでしょうか。

[mkgrei]

同期を取っているわけではなく完全に同じものです。
ホスト・コンテナの両側から作成・編集・削除ができます。
これがマウントといわれるゆえんです。
コンテナ内の環境でホスト側のディスクの一部がマウントされている、ということです。

ですので、dockerで実行しつつ、使い慣れたホスト側のエディタで編集することも可能です。

[kansya]

全く同じファイルを扱っているんですね。
どんな仕組みなのかわかりませんがすごいですね。
何度も詳細にご解説くださり誠にありがとうございました。