C#で作成したアプリケーションのメモリリーク調査のため、実行中の変数のサイズ等、状況を確認したい。

C#で作成したアプリケーションを長時間（24H、365日）実行しているとWorking Setと# Bytes in all Heapが、
同じような傾きで徐々に増加しています。

その原因を調査するため、WinDbgとCLRプロファイラーを使用して変数のアロケーション状況を追跡できないかと
考えています。現在、リーク要因と想定するケースでテストプログラムを作成して確認していますが、期待する
情報を得ることができません。

以下、WinDbgで確認できたことです。

・確認対象クラスのメンバ変数の情報（アドレス、値）を変数名と紐づいて確認することはできています。
・ただしメンバ変数のサイズが、確認できていません。
・確認対象クラスのメソッドで使用しているローカル変数の情報は、確認できていません。

　※CLRプロファイラーについては、まだ確認中です。

質問ですが、WinDbgを使用してメソッド内のローカル変数を確認することができますでしょうか？
また、CLRプロファイラーにて個々の変数についての情報を取得することは、可能でしょうか？

以下、確認した環境です。

OS: Windows 7 Profassional 32bit版
.NET Frameworkのバージョン: 4.0
開発環境: Visual Studio 2010
WinDbgのバージョン: 6.3
CLRプロファイラーのバージョン: 1.0.3924

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

行動規範の内容に同意します

回答1件

Windbgを使用するのでれあれば、対象のプロセスのダンプをprocdumpやADPlusなどで取得します。
しばらく時間を経過させ、メモリリークしていると思われるくらいにメモリ使用量が増えてから再度プロセスのダンプを取得します。

両方のダンプで
SOS拡張の

!dumpheap -stat (-live)

で統計情報を取得します。
結果を比較して増加しているオブェクトが何なのか検討付けます。
次に、!GCrootコマンドで増加しているオブジェクトが何に参照されているせいでGCされないのかを調べます。
あとは参照しているオブジェクトやリークしているオブジェクトの情報から
ソースコードの該当箇所を探しリークさせるような処理を修正します。

ローカル変数について記載していなかったので追記します。
ローカル変数は実行されているスタックであればある程度分かります。
コマンドとしては
!clrstack -l (-a)
や
!dso
です。
単なるローカル変数がリークするというのはあまり考えられませんので、
ローカル変数を何らかのオブジェクトに対して登録などして参照されてしまう状況を作っているのでしょうか？
!dumpheap -stat
を行って比較していないのであれば、まずそちらを行ってください。