npm install した、特定のディレクトリのパッケージではなく、グローバルでインストールしたパッケージのバージョンが反映される

Question

以下のsample_app というディレクトリの中にあるpackage.jsonファイルに、
ライブラリのバージョンが指定されており、npm install を実行すると、node_modules/ 配下に依存ライブラリがインストールされます。

/home/sample_app

ここまでは問題ないのですが、グローバルでもインストールしているライブラリに関しては、/home/sample_app/package.json の内容で指定したバージョンではなく、グローバルのバージョンが優先？されているようで、それが原因で、挙動が少しおかしくなっております。

私の環境下でのパスの指定の仕方?等に問題があるのかもしれませんが、
こういうケースではどこを見ていったら良いのか教えて頂けますでしょうか？

宜しくお願い致します。

Answer 1

コマンドをそのまま打つとグローバルインストールしたパッケージが実行されます。
npm経由(package.json)ならローカルでインストールしたパッケージが実行されます

例

例えばabcと言うnpmがあるとします。

npm install abc@1 --save
npm install abc@2 -g

とバージョン１をローカルにバージョン２をグローバルにインストールします。

コンソールでabcコマンドを打つと

abc -v
version 2

とグローバルのabcが実行されバージョン２が対象となります。

ローカルにインストールしたバージョン１を実行した場合はpackage.jsonのscriptにabcを記載します

  "scripts": {
    "abc" : "abc"
    "abc-v": "abc -v"
  }

ローカルinstallしたディレクトリでnpm経由でrunします。

npm run-script abc-v
version 1

蛇足：もしabcに引数を指定して実行したい場合はハイフンを２つ付けます

npm run-script abc -- option1 option2 option3