Laravelでmigrateができない

Question

一度migrateでテーブルを作ったのですが、テーブルにカラムを追加してphp artisan migrateのコマンドを実行すると、
「Cannot declare class CreateUsersTable, because the name is already in use」
というエラーが出てきます。
しかもカラムを追加したのはCreateArticlesTableなのに、エラーではCreateUsersTableが云々と言っています。
現在ローカルで開発しており、ローカルのデータベースを見てもusersテーブルは存在していません。
なぜこのようなエラーが表示されているのでしょうか？
また、CreateUsersTableを消すにはどうすればいいでしょうか？
マイグレーション用のファイルにはupとdownのメソッドが二つ用意されており、upはphp artisan migrateで実行されると思うのですが、downの使い方が分かりません。
CreateUsersTableを消せばもしかしたらいけるのではと思っているので、downの使い方も教えていただきたいです。

Comments

[CHERRY]

CreateArticlesTable しか追加していないと言われても　回答者はあなたのパソコンが見れませんのでわかりません。実際に記載しているソースコードを具体的に提示してください。また、参考にされているWebサイトや書籍があれば、記載してください。

[masaya_ohashi]

migrationファイルはどうやって作りましたか？php artisan make:migration create_xxx_tableといったコマンドで生成しましたか？それとも既存のファイルをコピペで作成しましたか？とくにコピペをしていないかが気になります。

[tarofess]

今手元にソースコードがなくて提示できないのですが、多分usersという名前のテーブルを作成しようとしているからなんじゃないかと思っています。Laravelでは認証用に既にusersというテーブルが作成されているらしいからです。なのでちょっと帰宅したら別の名前でテーブルを作ってみます。マイグレーションファイルはphp artisan make:migration create_xxx_tableのコマンドで全て作成しています。

Answer 1

おそらく「Laravelでは認証用に既にusersというテーブルが作成されているらしいからです。」のとおり、「CreateUsersTable」というクラス名がLaravelのauthで既に作成されているからです。そこで新しくphp artisan make:migration create_users_tableで作成した場合、全く同じ名前のクラス名が2個出来てしまうため、Cannot declare class CreateUsersTable, because the name is already in useというエラーが発生するようになります。既存のusersテーブルを編集するのであればalter_users_table等に名前を変えて作成してみてください。

ちなみにupとdownの使い方はこんな感じです。

    public function up()
    {
        // usersテーブルをupで「作る」
        Schema::create('users', function (Blueprint $table) {
            $table->increments('id');
            $table->string('name');
            $table->string('email')->unique();
            $table->string('password');
            $table->rememberToken();
            $table->timestamps();
        });
    }
    public function down()
    {
        // usersテーブルをdownで「削除する」
        Schema::dropIfExists('users');
    }

このように、「更新処理」と「ロールバック処理」が対になるようにupとdownを作ります。カラムを追加したらカラムの追加を対で作り、カラムの変更をしたら元に戻す処理を対で作るようなかんじです。

Comments

[tarofess]

ご回答ありがとうございます。やはり既にusersテーブルが存在しているからなのですね。
テーブル名を変更してマイグレーションを実行したいと思います。
「更新処理」と「ロールバック処理」について質問なのですが、「更新処理」は
php artisan migrate
で、ロールバック処理は
php artisan migrate:rollback
で実行するという認識でよろしいでしょうか？

[masaya_ohashi]

> テーブル名を変更してマイグレーションを実行したいと思います。
重要なのは生成されたマイグレーションファイルのクラス名です。クラス名が他のクラス名とダブらないように注意してください。

> 認識でよろしいでしょうか？
そうです。migrateは「前回migrateした地点以降に追加されたmigrationのupを順番に行う」処理で、migrate:rollbackは「最後のmigration1個分元に戻す」という処理です。rollbackには数字が指定でき、何個分元に戻すかを指定できます。例えば

create_a_table
create_b_table
create_c_table

まで作成して、migrateを実行するとa,b,cのupが実行されます。
ここで新しくmigrationファイルdを作成して、

create_d_table

この状態でmigrateを行うと、dのupが実行されます。
ここからmigrate:rollbackを行うと、dのdownが実行されます。
ここから更にmigrate:rollbackを行うと、a,b,cのdownが実行されます。

dbのmigrationsテーブルを見ると、どこまで実行されて、rollbackするとどこまで下がるのかがなんとなく分かるかと思います。参考リンクを置いておきます。
https://qiita.com/qiita-kurara/items/9a34f97a184a1d8c1c35#migraterollback

[tarofess]

なるほど、マイグレーションを実行していくとそういう動作になるのですね。
マイグレーションの理解がかなり深まりました。詳細な解説誠にありがとうございます。