加算子と減算子について

Question

phpでは1をプラスしていくとき、
$変数 += 1;または++$変数などで表示させますが、
中には$変数++(後置加算子または後置減算子)があります。

同じ「加える（または減らす）」意味合いなのに、なぜ後置する方法があるのでしょうか？

教えてください。

Answer 1

$i++;と++$i;というように単体で書いた場合、「変数に1を加える」という同じ意味になります。

ただ、他の式の途中に書いた場合には意味が違ってきます。

$i = 3;
$a = $i++;
echo($a); // 1を足す前の「3」が取れる

$j = 3;
$b = ++$j;
echo($b); // 1を足した後の「4」が取れる

もっとも、インクリメントを式中に混ぜ込むと読解がややこしいので、別の行でインクリメントだけしたほうが読みやすいとは思います。

Comments

[beginner_39]

ご回答ありがとうございます。勉強になります！
試しに、下記のようなコードを作ってみました。
※※※※※※※
$i = 3;
print $i++;
print $i;
※※※※※※※
そうすると、
$i++では数字の3が、$iでは4が表示されました。
先に数字が表示されてその後に数字がプラスされた値が表示されました。

なんとなく意味はわかったんですが、
使い所ある？意味あるのかな？
って率直に思いました。

どんな場面で利用されるのでしょうか？

[maisumakun]

「ループを回しながら途中で値を取る」などの場面で、簡潔にコードを書きたい場合には便利です。

https://qiita.com/mitkot/items/a1b86095ad3647d5035e （C言語での例ですが）

[beginner_39]

ご回答ありがとうございます。
phpで簡単なループを（初心者向け）回したことが何回かあるので、なんとなく理解しました。

※すみません。。URLまではっていただきましたが、まだ自分には理解できない記述例でした。

お時間を割いていただき、誠にありがとうございます。

Answer 2

前置と後置では式の値が異なってきます。あくまでも内部的な動きとして書けば、こうなります。
$val++ 加算前の値が式の値になる

$tmp = $val;
$val = $val + 1;
return $tmp;

++$val 加算後の値が式の値になる

$val = $val + 1;
return $val;

試されたコードでいうと、

$i = 3;
print $i++; // $i++ という式の値は（加算前が評価されるので）3になるので出力は3。その後+1されて$iは4になる
print $i;

式の値を使わないのであればどちらを使っても構わないのですが、maisumakun さんも書かれたように式の途中で出てくると、値が異なってくるので扱いに注意せねばならないのです。

Comments

[beginner_39]

お返事が大変おそくなってしまい、申し訳ございません。
ご回答していただき誠にありがとうございます。