ACCESSのデータベース最適化/修復とは？

Question

お世話になります。

タイトルの通りの質問になります。

ACCESSではデータベースの最適化/修復という機能がありますが、
内部的にどのような処理をしているのか知りたいです。

私のイメージは、「削除領域を削除している」のかなと思うのですが
具体的には何をしているのでしょうか？

Answer 1

データベースは、一般的にデータを削除しても、削除フラグを付けるだけで、実際には削除領域を削除しません。ですので、追加、削除を繰り返すとファイルサイズが肥大化して、かつデータの非連続が増えて、効率が悪くなります。それの削除領域を詰めることを最適化といいます。
修復は、オブジェクトの追加、作成、編集することで、ゴミがたまったり、不具合が出たりするのを修正することをいいます。

実際は、
新規データファイルを作成して、そこに元データファイルからデータやオブジェクトを移動させる。
移動後、元データファイルを削除して、新規ファイルを元ファイル名に変更する。
ということをしているようです。

めったにないですか、最適化/修復 が途中で失敗したり、中断したりすると、おかしな名前のファイルが残ることがあります。

Comments

[m.kosuda]

ありがとうございました。
データベースの最適化/修復という機能が漠然と説明されているため、このような具体的な回答はとても助かりました。

Answer 2

最適化/修復で行われるのは、mdbのクリーンアップです。

最適化/修復を行うと、一時的なmdbが作成され、そのmdbへ全てのオブジェクトをエクスポートします。
で、処理が完了すると元のmdbを削除して、一時的なmdbをリネームします。

結果、削除などで使用した領域や、不要な管理情報などが除外されることになります。