多次元配列で可変長のまま要素を追加したい

Question

多次元配列についての質問です。

1次元配列の場合、下記のようなコードで可変長のまま要素を追加することができます。

arrOneDimensional = Array.new()
5.times do |i|
  arrOneDimensional[i] = i
end

print arrOneDimensional
#[0, 1, 2, 3, 4]

そこで例えば、2次元配列でも同様に可変長のまま要素を追加したいのですが、下記のコードではうまくいきません。

arrTwoDimensional = Array.new(){Array.new()}
5.times do |y|
  5.times do |x|
    arrTwoDimensional[y][x] = x
  end
end

print arrTwoDimensional
#undefined method `[]=' for nil:NilClass (NoMethodError)

Array.new(){Array.new()}をArray.new(5){Array.new(5)}と書き換えて、
先に領域を確保すればうまくいきますが、可変長のまま要素を追加する方法はありませんか？
それか、上記のコードでもっと簡単な書き方があれば、ご教示いただきたいです。

初歩的な質問で大変恐縮ですが、よろしくお願いします。

Answer 1

RubyのArrayは全部可変長ですが。

最初に必要なサイズ分を用意しておかないと言うことなら、必要になる都度、要素を用意する必要があります。

arrTwoDimensional = []
5.times do |y|
  arrTwoDimensional[y] = []
  5.times do |x|
    arrTwoDimensional[y][x] = x
  end
end

print arrTwoDimensional

または、

arrTwoDimensional = []
5.times do |y|
  5.times do |x|
    arrTwoDimensional[y] ||= []
    arrTwoDimensional[y][x] = x
  end
end

print arrTwoDimensional

Comments

[退会済みユーザー]

>RubyのArrayは全部可変長ですが
申し訳ありません…語弊がありました。

回答ありがとうございました。
特に、||=の記法は知らなかったので、大変参考になりました。

Answer 2

arrTwoDimensional = []
5.times{|y|
  arrTwoDimensional[y] = 5.times.map{|x| x}
}

arrTwoDimensional = 5.times.map{5.times.map{|x| x}}

どうしても必要だというならば以下

require 'delegate'

class ExtendableArray <  DelegateClass(Array)
  def initialize
    super([])
  end

  def [](*arg)
    if arg.size == 1 && arg[0] >= size
      self[*arg] = ExtendableArray.new
    else
      super
    end
  end
end

arrTwoDimensional = ExtendableArray.new
5.times do |y|
  5.times do |x|
    arrTwoDimensional[y][x] = x
  end
end

print arrTwoDimensional

Comments

[退会済みユーザー]

回答ありがとうございます。
2つ目について、配列の定義を変更している意図は読み取れたのですが、
各々の処理を読み解くには、まだまだ時間が掛かりそうです……