・デザイン向上のためにおこなっていること
市販され多くの人に使われているソフトウェアをよく参考にしています。
使う人が多いほどデザインは洗礼されていて、目的に見合った姿形をしています。
書籍やWebサイトでからも学んでいます。
「ユーザーエクスペリエンス」「ユーザビリティ」といったキーワードで探してみると、参考になる書籍等見つかると思います。
Webサイトユーザビリティなどでは「ヤコブ・ニールセン」の「ニールセンのユーザビリティ10原則」が有名ですが、一般的なアプリケーションのUI設計にも十分通じるものがあり勉強になります。
・意識すべきこと
私がデザインするときは
「誰のためのものか、誰が使うのか」
「コストに見合うだけの成果が得られるか」
「失敗するなら早めに」
ということを意識しています。
ありがちなのは、SEやプログラマが自分の経験で「こういうものだ」と決め付けてデザインしてしまい、できあがったらぜんぜん使い慣れないものになってしまった、というケースでしょうか。
「普通はこうでしょ」と誰かが言い出した時の「普通」には十分注意が必要です。
(誰にも共通認識のある普通か、その人がたまたま使い込んでいるツールの普通か)
エンドユーザが高齢者であれば、使うフォントの大きさや手順のシンプルさへの配慮は重要です。
熟練者向けであれば、多少複雑な手順であっても自由度の高い設定や多くの情報表示を求められるでしょう。
「なんとなくそうした」ということを無くして「意図、根拠のあるデザイン」を心がけていれば、多少なりとも意義あるUIになると思います。
そして、できるかぎり開発の早い段階からモックアップなりテストプログラムなりラフ絵レベルでもいいのでエンドユーザに「実際に見てもらって使い方をイメージしてもらう」ことです。
工程の最後の方で「こんなの使えない」「わかりにくいよ」「もっと簡単でよかったんだけど」と言われるとダメージが大きいので。
といったところでご参考になりましたら。
2015/05/26 09:17
2015/05/28 13:32