Array(配列)の仕様です。
Arrayのオブジェクトは0以上の整数値(正確には配列のインデックスと見なせればよく、"1"といった文字列でも可)のプロパティに対して代入した場合、lengthプロパティがそのインデックス値よりも小さいときは、指定のインデックスより1だけ大きい数にlengthプロパティを設定するという仕様になっています。
9.4.2.1 DefineOwnProperty - Array Exotic Objects
この動作はオブジェクトとしては特殊であるため、Arrayはエキゾティックオブジェクト(Objectとは一部異なる動作を行う特殊なオブジェクト)の一つです。lengthはインデックスとして扱えるプロパティの個数を表すものではなく、Arrayのオブジェクトが変更されたときに、それに併せて設定されている特殊なプロパティと言えます。他のpop()等のメソッドやlength自体に代入した場合も、lengthの値を変えたり、lengthに併せてはみ出し部分を削除したりすることで、通常の使い方の場合は、配列の長さのように扱えるようになっています。ただし、deleteのようにlengthを全く考慮しない処理もあります。
JavaScriptを解説した古い(または質が良くない)文章などでは「lengthプロパティはインデックスとして扱えるプロパティのうち一番大きいインデックス値から1だけ大きい数」という説明がされている場合がありますが、この表現は正確ではありません。lengthを考慮した処理(Arrayに関する通常の使い方であれば、ほとんど含まれる)を行った場合は、その説明に当て嵌まるようにlengthを常に調整しているだけに過ぎません。
では、欠けている部分がどうなっているかというと、本当に歯が欠けた状態です。Arrayのインデックスというのはただのプロパティであり、つまりは、0や2のプロパティが存在しないArrayであるということにすぎません。ただし、JavaScriptでは、存在しないプロパティへアクセスした場合はundefinedを返すため、arr[0]とした場合はundefinedが返ってきますので、エラーにはなりません。ですが、arr[0] = undefined;等を明確に設定した場合とこの歯欠けのarrは厳密には異なる状態になります。
なお、上記についてはES2015以降しか私は調べていませんので、ES5以前では上記と異なる場合があります。ES5以前については誰かが補足してくれると思います。
退会済みユーザー
2017/12/02 16:30