docker-compose.ymlにおけるポート番号と正しい記述方法

Question

実現したいこと

FlaskとDockerを用いてローカル環境にマイクロサービスを展開する。

発生している問題・エラーメッセージ

docker-compose.yml の nginx-proxy の ports: を変更するとうまく表示されないので、なぜなのかを教えてほしいです。Docker component の扱いは初心者なので、どこのポート番号がどことリンクしているのかなどがあいまいです。

ファイルの構造

• env/ (省略)
• certs/ (.crt, .csr, .key)
• conf/
  • localhost
• service1/
  • templates/ (htmlファイル群)
  • Dockerfile
  • main.py
  • requirements.txt
• service2/ (server1と同様)
• service3/ (server1と同様)
• docker-compose.yml

該当コード一覧

from flask import Flask, render_template

app = Flask(__name__)

@app.route('/')
def index():
    return render_template('a.html')

if __name__ == "__main__":
    app.run(host="0.0.0.0", port=5000, debug=False)

FROM python:alpine

RUN pip install Flask \
    && pip install SQLAlchemy \
    && pip install flask_sqlalchemy

CMD [python, main.py]
ENV LANG='ja_JP.UTF-8'

version: "3"

x-common: &common
  working_dir: /service
  tty: true
  command: [python, main.py]

services:
  nginx-proxy:
    image: jwilder/nginx-proxy:alpine
    # "ホストのポート:コンテナのポート"2つを接続。（例：ホストの5000番ポートへのリクエストは、プロキシのコンテナ内の5000番に転送。）
    ports:
      - "5000:80"
    volumes:
      - /var/run/docker.sock:/tmp/docker.sock:ro
      # confファイルをnginxに利用
      - ./conf:/etc/nginx/vhost.d
      - ./certs:/etc/nginx/certs
    depends_on:
      - service1
      - service2
      - service3

  # gateway
  termination:
    image: containous/whoami
    environment:
      - VIRTUAL_HOST=localhost

  service1:
    <<: *common
    build:  ./service1
    volumes:
      - ./service1:/service

  service2: (service1の数字部分を2に変更したのみ)
  service3: (service1の数字部分を3に変更したのみ)

location /api/service1/ {
    proxy_pass http://service1:5000/; 
    # :[ポート番号]のURLにプロキシされる。つまり、/api/service1/へのリクエストはservice1コンテナの[ポート番号]に転送される。
}

location /api/service2/ {
    proxy_pass http://service2:5000/;
}

location /api/service3/ {
    proxy_pass http://service3:5000/;
}

質問・理解したいこと

1. なぜ docker-compose.yml > services > nginx-proxy > ports の" 5000:80 " の80をほかの数字に変更するとWebページにアクセスできなくなるのか。（ほかの箇所に80の数字を設定していないはずなのに）
2. main.py や docker-compose.ymlでポート番号を指定しているが、どことどこの番号が一致している必要があるのか。
3. 上記のファイル群で、重複や不必要であり削除できるコード、オプションなど。
4. コードにコメントをして自分なりに解釈しているが、コメントの理解で適切か。

私なりに調べてみましたが、Webにアクセスして動作させることで精いっぱいです。。FlaskやDockerを扱う方からするとかなり基本的なシステムかもしれませんが、上記の質問、何卒ご教授お願いいたします。

補足

ローカル環境のポート番号80（http://127.0.0.1:80）は、Windows IIS に利用されています。

Answer 1

なぜ docker-compose.yml > services > nginx-proxy > ports の" 5000:80 " の80をほかの数字に変更するとWebページにアクセスできなくなるのか

HTTP自体が、「何も指定しない時には80番ポートを使う」と決まっています。

Comments

[J0KER]

回答ありがとうございます。
何も指定していないときには80番ポートを利用するということは、
・docker-compose.yml > 各service の expose
・docker-compose.yml > nginx-proxy > ports の右側の数字
を一致させる必要があり、そこを変更すれば80番ポート以外でも接続ができるという認識であっているでしょうか？

[maisumakun]

ブラウザに打ち込むアドレスにも、「http://1**.***.***.***:8080/」のようにポート番号を指定する必要があります。

[J0KER]

・docker-compose.yml > 各service の expose　を　"8080"
・docker-compose.yml > nginx-proxy > ports を　"5000:8080 "
に変更しました。
そして、今まで表示されていたアドレスである" http://localhost:5000/***/service1 "を参考にブラウザのバーに、
"http://localhost:8080/***/service1/"　や　"http://1**.***.***:8080/"　などと入力しましたが、「このページは動作しません」という表示になってしまい動作を確認できません。
どこがどこのポートを表しているかなどの認識が弱いので複数回の質問になってしまい申し訳ありません。
・

[maisumakun]

nginxのポートを80から変える必要があります（これも何も書かないで80番となっています）。

（なぜ内側の80番ポートを変えたいのでしょうか？ ローカルからアクセスするポートが80で、それを変えたいものと思っていました）

[J0KER]

maisumakunさんの説明から、
ホスト ↔　nginxコンテナ → service1,2,3コンテナ
のような接続になっており、
・ ホスト(ポート5000) ↔ nginxコンテナ(ポート80)
・ nginxコンテナ(ポート80) ↔ service1,2,3コンテナ(ポート80)
でつながれているという認識なのですが、あっていますでしょうか？

[maisumakun]

違います。service1,2,3は5000番ポートです。