SELECT文のASカラム名を同じSELECT文の中で使うとエラーになるが、簡潔に表現する方法はありますか

Question

前提・実現したいこと

SELECT文のカラム名に対して「AS」を使って別名を付けられますが、同じSELECT文の中で、その別名を使用するとエラーになります。
例：カラム名がa,b,c,dのテーブルtbl_dummyに対して

SELECT
   (a-b) AS diff_a_b,
　(diff_a_b - c) AS diff_a_b_c,
  (diff_a_b_c - d) AS diff_a_b_c_d
FROM
  tbl_dummy

このように、ASで別名を付けたカラムの計算結果をその次以降のカラムで参照したいのです。
別名を使用せずに元のカラム名を使用した計算式を書けば問題ないのですが、実際のクエリではもっと複雑な計算式になっているので、このようなときに、簡潔に表現する書き方はありますでしょうか。
ネットで検索しましたが、うまいキーワードが見つからず、分からないので、質問しました。
よろしくお願いします。

バージョン情報：
PostgreSQL10

Answer 1

一般的にSELECT句の別名をつかって同じSELECT句で参照することはできません
普通に冗長に書けば良いと思います

SELECT
(a - b) AS diff_a_b,
(a - b - c) AS diff_a_b_c,
(a - b - c - d) AS diff_a_b_c_d
FROM
  tbl_dummy

Comments

[hideki.]

早々の回答ありがとうございます。
冗長に書く以外に、自分の知らない書き方があればと思って質問しましたが、やはりそのような方法はないのですね。複雑な（長い）計算式なので、計算式を比べないと、処理の意図するところが伝わらないのが気になるところです。

[yambejp]

どうしても再利用が必要な場合はサブクエリを利用する手もありますが
インデックスも有効にきかなくなるのでおすすめはしません。
Postgreにも生成列が設定できるようなのでテーブル構成の変更権限をもっているなら
試してもよいかもしれません

[hideki.]

コメントありがとうございます。
「PostgreSQL 生成列」というワードを検索したら、今回のようなケースに適した機能のようでした。
しかし、PostgreSQL12以降の機能のようです。
今回は10なので、SQLの可読性は我慢して、冗長に書くことにします。