回答編集履歴
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誤記修正
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CHANGED
@@ -90,7 +90,7 @@
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ではビットフラグを作り、フラグを立てることで変数に複数の状態を表すことができると書かれています。
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それを今回のSearchPathDomainMask例で提示します。
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突然ですが、今すぐXcodeで新しいプロジェクトを作成して、ViewControllerのviewDidloadで以下のコードを書いてください
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+
突然ですが、今すぐXcodeで言語をObjective-Cで新しいプロジェクトを作成して、ViewControllerのviewDidloadで以下のコードを書いてください
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```objective-c
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- (void)viewDidLoad {
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整理
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@@ -63,7 +63,7 @@
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今Playgroundで確認しました。
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```
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+
```swift
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class A {}
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extension A {
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struct StructA {
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@@ -108,7 +108,7 @@
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これを実行するとこんな結果が得られると思います。
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```
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+
```Objectie-C
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キャッシュディレクトリ配列:(
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"/Users/user/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/C89BA657-CB47-4142-ADAD-0278E32047CF/data/Containers/Data/Application/D0584736-5F37-4A87-87E4-83F29064D0E9/Library/Caches",
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"/Library/Caches",
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@@ -122,7 +122,7 @@
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さて、先程のソースの`NSUserDomainMask`にカーソル当てて⌘クリックするとこんな定義に飛びます。
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-
```
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+
```Objectie-C
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//NSPathUtilities.h
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typedef NS_OPTIONS(NSUInteger, NSSearchPathDomainMask) {
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NSUserDomainMask = 1, // user's home directory --- place to install user's personal items (~)
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@@ -148,7 +148,7 @@
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因みに以下のように数値を直に記入しても同じ結果が得られると思います。C言語のenumは数値を置き換えたものだからです。
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-
```
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+
```Objectie-C
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//キャッシュディレクトリを取得する
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NSArray *cachesArray = NSSearchPathForDirectoriesInDomains(NSCachesDirectory, 1 | 2 | 4 | 8 , YES);//第二引数を1 | 2 | 4 | 8 にした。
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NSLog(@"キャッシュディレクトリ配列:%@", cachesArray);
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@@ -182,16 +182,5 @@
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#【追記】userDomainMaskはなんで自分の定義元FileManager.SearchPathDomainMask型なのか!?
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今もう一度調査して作成中です。最初の私の説明がトンチンカンなことをいっていたような気がして混乱させているかもしれません。今しばらくお待ち下さい。
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追記にて、説明にて誤りがあったため修正
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CHANGED
@@ -142,7 +142,8 @@
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1001(イチゼロゼロイチ)
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-
ならば`NSUserDomainMask`(10進法で1の数字)と`NSSystemDomainMask`(10進法で8の数値)が選択されていることがわかります。
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+
ならば`NSUserDomainMask`(2進法で1桁目。10進法で1の数字)と`NSSystemDomainMask`(2進法で4桁目。10進法で8の数値)が選択されていることがわかります。
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+
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2進数で各位に1があればそれが選択されているということが分かるのがビット演算で、NSSearchPathDomainMaskはそのようにしてディレクトリを選択しています。
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因みに以下のように数値を直に記入しても同じ結果が得られると思います。C言語のenumは数値を置き換えたものだからです。
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@@ -155,8 +156,7 @@
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```
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話をSwiftに戻します。
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Swift3になってから、APIドキュメントが整理されました。またSwift2まではFoundationライブラリーはObjective-Cのものを直接ブリッチしただけだったものをよりSwiftらしい書き方に変更されました。
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-
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+
Swift2から`OptionSetType`(Swift3で`OptionSet`に改名)が追加されてこのビットマスク操作をインスタンスのメソッドによる操作でできるようになりました。
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上記のObjective-CのコードをSwiftに置き換えてみます。
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@@ -171,14 +171,17 @@
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```
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`FileManager.SearchPathDomainMask.localDomainMask`で変数`useMask`を作成し、`insert`メソッドで追加をしています。ビット演算は使っていません。
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-
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+
ビット演算を直接やるか`OptionSet`を採用してインスタンスによるメソッド操作に書き方にするかどちらがいいのかは議論があるところですが、少なくともAppleのFoundation開発者は「インスタンスによるメソッド操作に書き方」がいいと思って`OptionSet`で定義しているのだと思います。
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+
`SearchPathDomainMask`とは関係ないので完全に余談ですが、Swift3から「Swift2までC言語の関数をブリッチして呼び出していたものをインスタンスのメソッドによる操作に置き換える」方向でアップデートされました。
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+
「インスタンスによるメソッド操作に書き方」の方が受け入れられつつあります。
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+
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[iOS][Swift] Swift 3.0の変更点まとめ
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http://dev.classmethod.jp/smartphone/iphone/implemented_proposals_for_swift3/
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-
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のSE-0044: Import as Memberを参照してください。
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+
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#【追記】userDomainMaskはなんで自分の定義元FileManager.SearchPathDomainMask型なのか!?
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今もう一度調査して作成中です。最初の私の説明がトンチンカンなことをいっていたような気がして混乱させているかもしれません。今しばらくお待ち下さい。
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2
【追記】 iOSのアプリのフォルダ指定をビットマスクによって管理するとはどうゆうことなのか?
answer
CHANGED
@@ -84,4 +84,111 @@
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extensionってコードの可読性を上げるために、追加の機能は全てextensionで書かれることがあり、Foundationライブラリーはその書き方にならっているので、こんな書き方になっていると予想します。
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--------
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+
# 【追記】 iOSのアプリのフォルダ指定をビットマスクによって管理するとはどうゆうことなのか?
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+
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+
[ビットをどう使うかよく判らない人へ](http://qiita.com/satoshinew/items/566bf91707b5371b62b6)
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+
ではビットフラグを作り、フラグを立てることで変数に複数の状態を表すことができると書かれています。
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+
それを今回のSearchPathDomainMask例で提示します。
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+
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+
突然ですが、今すぐXcodeで新しいプロジェクトを作成して、ViewControllerのviewDidloadで以下のコードを書いてください
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+
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+
```objective-c
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+
- (void)viewDidLoad {
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+
[super viewDidLoad];
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|
+
//キャッシュディレクトリを取得する
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+
NSArray *cachesArray = NSSearchPathForDirectoriesInDomains(NSCachesDirectory, NSLocalDomainMask | NSUserDomainMask | NSNetworkDomainMask | NSSystemDomainMask , YES);
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+
NSLog(@"キャッシュディレクトリ配列:%@", cachesArray);
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+
}
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+
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+
```
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+
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+
`NSSearchPathForDirectoriesInDomains`関数の第一引数には検索するディレクトリを入れます。
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+
今回は`NSCachesDirectory`を指定してキャッシュディレクトリを取得します。
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+
第二引数はドメインマスクを指定します。今回は`NSLocalDomainMask | NSUserDomainMask | NSNetworkDomainMask | NSSystemDomainMask`とor演算をして、全て選択します。
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+
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+
これを実行するとこんな結果が得られると思います。
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+
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+
```
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+
キャッシュディレクトリ配列:(
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+
"/Users/user/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/C89BA657-CB47-4142-ADAD-0278E32047CF/data/Containers/Data/Application/D0584736-5F37-4A87-87E4-83F29064D0E9/Library/Caches",
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114
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+
"/Library/Caches",
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+
"/System/Library/Caches"
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+
)
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+
```
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+
NSLocalDomainMaskとして`"/Users/user/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/C89BA657-CB47-4142-ADAD-0278E32047CF/data/Containers/Data/Application/D0584736-5F37-4A87-87E4-83F29064D0E9/Library/Caches"`
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+
NSUserDomainMaskとして`"/Library/Caches"`
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+
NSSystemDomainMaskとして`"/System/Library/Caches"`
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-
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+
の3つのディレクトリが取得できました。
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+
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+
さて、先程のソースの`NSUserDomainMask`にカーソル当てて⌘クリックするとこんな定義に飛びます。
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+
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+
```
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+
//NSPathUtilities.h
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+
typedef NS_OPTIONS(NSUInteger, NSSearchPathDomainMask) {
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+
NSUserDomainMask = 1, // user's home directory --- place to install user's personal items (~)
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+
NSLocalDomainMask = 2, // local to the current machine --- place to install items available to everyone on this machine (/Library)
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+
NSNetworkDomainMask = 4, // publically available location in the local area network --- place to install items available on the network (/Network)
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+
NSSystemDomainMask = 8, // provided by Apple, unmodifiable (/System)
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+
NSAllDomainsMask = 0x0ffff // all domains: all of the above and future items
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+
};
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134
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+
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+
```
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+
`NS_OPTIONS`修飾子はObjective-CとSwiftを橋渡しする修飾子で、文法的にはC言語のenumになります。
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|
+
(Objective-Cという言語は[]で囲われていない部分はC言語の文法で動く言語です。)
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+
C言語のenumは数値に名前をつけられるものです。上記のソースでは「1という数値に`NSUserDomainMask`という名前を2という数値に`NSLocalDomainMask`を...以下略」としています。
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+
なぜ2の階乗ごとの数値になっているかというと2進数で表した時に都合がいいからです。
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+
この数値をビットマスクすることで複数のディレクトリを選択することができます。
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+
例えば、最終的なNSSearchPathDomainMaskの値が2進数で
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+
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+
1001(イチゼロゼロイチ)
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+
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+
ならば`NSUserDomainMask`(10進法で1の数字)と`NSSystemDomainMask`(10進法で8の数値)が選択されていることがわかります。
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146
|
+
2進数で各位に1があればそれが選択されているということが分かるのがビット演算で、NSSearchPathDomainMaskはそのようにしてディレクトリを選択しています。
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+
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+
因みに以下のように数値を直に記入しても同じ結果が得られると思います。C言語のenumは数値を置き換えたものだからです。
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+
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+
```
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+
//キャッシュディレクトリを取得する
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+
NSArray *cachesArray = NSSearchPathForDirectoriesInDomains(NSCachesDirectory, 1 | 2 | 4 | 8 , YES);//第二引数を1 | 2 | 4 | 8 にした。
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+
NSLog(@"キャッシュディレクトリ配列:%@", cachesArray);
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+
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+
```
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+
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+
話をSwiftに戻します。
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+
Swift3になってから、APIドキュメントが整理されました。またSwift2まではFoundationライブラリーはObjective-Cのものを直接ブリッチしただけだったものをよりSwiftらしい書き方に変更されました。
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+
そこで直接ビット演算を行うよりはOptionSetをつかったインスタンスのメソッドによる操作によって表現するように鳴りました。
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+
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+
上記のObjective-CのコードをSwiftに置き換えてみます。
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+
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+
```swift
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+
var useMask = FileManager.SearchPathDomainMask.localDomainMask
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|
+
useMask.insert(.userDomainMask)
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+
useMask.insert(.networkDomainMask)
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167
|
+
useMask.insert(.systemDomainMask)
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+
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|
+
let cachesArray = NSSearchPathForDirectoriesInDomains(.cachesDirectory, useMask, true)
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|
+
print(cachesArray)
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171
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+
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172
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+
```
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173
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+
`FileManager.SearchPathDomainMask.localDomainMask`で変数`useMask`を作成し、`insert`メソッドで追加をしています。ビット演算は使っていません。
|
174
|
+
どちらの書き方がいいかは個人によると思いますが、Swift3では「Swift2までC言語の関数をブリッチして呼び出していたものをインスタンスのメソッドによる操作に置き換える」方向でアップデートされました。
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175
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+
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176
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+
[iOS][Swift] Swift 3.0の変更点まとめ
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177
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+
http://dev.classmethod.jp/smartphone/iphone/implemented_proposals_for_swift3/
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178
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+
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179
|
+
のSE-0044: Import as Memberを参照してください。
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180
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181
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+
#【追記】userDomainMaskはなんで自分の定義元FileManager.SearchPathDomainMask型なのか!?
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183
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+
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184
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+
今もう一度調査して作成中です。最初の私の説明がトンチンカンなことをいっていたような気がして混乱させているかもしれません。今しばらくお待ち下さい。
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185
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+
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+
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+
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194
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+
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1
ビットの説明記事を追加
answer
CHANGED
@@ -10,6 +10,7 @@
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10
10
|
```
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11
11
|
質問で書かれていた
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12
12
|
> SearchPathDomainMaskという構造体は、OptionSet型なのでしょうか??
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13
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+
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13
14
|
ですが、クラスの定義とごっちゃになっていそうなので、クラスの定義もお伝えすると
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14
15
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15
16
|
```
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@@ -41,7 +42,11 @@
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41
42
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>http://www.toyship.org/archives/2208
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42
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43
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どうやら、iOSのアプリのフォルダ指定をビットマスクによって管理しているようです。
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45
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+
ビット自体の説明は以下の記事がわかりやすいです。
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47
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+
>ビットをどう使うかよく判らない人へ
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+
>http://qiita.com/satoshinew/items/566bf91707b5371b62b6
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49
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+
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# userDomainMask等の型指定について
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私も初めてこの形をみましたし、⌘+クリックの定義ファイルでは具体的な実装まではわからないのでなんとも言えないですが、
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