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2016/11/19 06:40

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naomi3
naomi3

スコア1105

test CHANGED
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  charはcharacter(文字)の省略形で、1文字のUNICODE文字しか扱えませんが処理が速いです。
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- Stringは遅いが0文字以上の可変長の文字列が扱えます。
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+ Stringは遅いが0文字以上任意の長の文字列が扱えます。

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質問点について加筆

2016/11/19 06:40

投稿

naomi3
naomi3

スコア1105

test CHANGED
@@ -27,3 +27,93 @@
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  Byteとbyteはほぼ同じと考えてください。
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+ もう少し詳しく説明すると、
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+ byte, short, int, longは整数型と呼ばれ、質的には同じで容量のみが違います。
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+
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+ それぞれ、1バイト、2バイト、4バイト、8バイトで表現可能な範囲の整数値が扱えます。
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+
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+ integer(整数)の省略形intが最も一般的であり、
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+
45
+ shortはintより「短い」ので、intよりも(絶対値が)小さい数を扱えれば十分ならば、shortを使うと良いでしょう。
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+
47
+ longはintより「長い」ので、intよりも(絶対値が)大きい数を扱う必要があれば、longを使うと良いでしょう。
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+
49
+ byteの語源は承知していませんが、コンピューターが1回でアクセスできる最少のデータ量が8ビットすなわち1バイトなので、最少のデータ量を扱えれば十分ならば、byteを使うと良いでしょう。
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+
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+
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+
53
+ 変数を数個使うだけならば、メモリ効率を考える必要はありませんが、要素数の多い配列など大量にデータを扱う必要がある場合は、より小さなサイズの整数型がメモリ効率上、有利になります。
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+
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+
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+
59
+ floatはfloating point numberの省略形で、浮動小数点(数)が扱えます。
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+
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+
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+
63
+ -2.9979×10^25(25は上付きの数字)
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+
65
+ という表記を見かけたことはないですか?
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+
67
+ -の部分を符号部、2.9979の部分を仮数部、25の部分を指数部と言います。
68
+
69
+ この符号部、仮数部、指数部の三つ組で表した数値を浮動小数点(数)と呼びます。
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+
71
+
72
+
73
+ なぜ「浮動」と言うか?
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+
75
+ 指数部の違う小数の足し算であっても、例えば、
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+
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+ 1.23×10^1 + 4.56×10^-1 = 12.3 + 0.456
78
+
79
+ 12.3
80
+
81
+ +0.456
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+
83
+ ----
84
+
85
+ 12.756 = 1.2756×10^1
86
+
87
+ というように、コンピューターが自動的に小数点の位置を移動し、正しい計算結果が得られる仕組みになっているからです。浮動小数点(数)以外の小数に固定小数点(数)があります。
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+
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+
90
+
91
+ 上記は説明のために10進数を用いましたが、実際は0と1のみの2進数です。
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+
93
+ floatは、符号部が1ビット、仮数部が23ビット、指数部が8ビットの全長32ビットすなわち4バイトになっています。
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+
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+
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+
97
+ doubleはdouble precision floating point numberの省略形で、floatと同じく浮動小数点(数)が扱えますが、符号部が1ビット、仮数部が52ビット、指数部が11ビットの全長64ビットすなわち8バイトになっています。仮数部すなわち精度がfloatのほぼ2倍なので、倍精度浮動小数点(数)という名があります。
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+ - floatの精度が23ビット、10進数換算で7~8桁と少ない
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+ - sinなど多くの数学関数の引数も戻り値もdouble
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+ なので、小数を扱うときは、floatで大丈夫と言えない限り、doubleを使うと良いでしょう。
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+ ただし、floatもdoubleも科学技術計算用なので、会計計算で小数を扱うときは、遅いですが、10進数からの変換誤差のないBigDecimalを使ってください。
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+ charはcharacter(文字)の省略形で、1文字のUNICODE文字しか扱えませんが処理が速いです。
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+ Stringは遅いが0文字以上の可変長の文字列が扱えます。