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シンボルテーブル -> zval.value.lval = 整数
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シンボルテーブル
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シンボルテーブル -> zval.value.str.val -> 文字列
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シンボルテーブル
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シンボルテーブル.zval.value.lval = 整数
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シンボルテーブル
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シンボルテーブル.zval.value.str.val -> 文字列
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シンボルテーブル
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シンボルテーブル.zval.value.ref -> val.value.lval = 整数
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追記
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@@ -2,7 +2,23 @@
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まずこの代入を行うと,`$this->_b`が使用している値を`$c`も使用するようになります.この後は,`$c`が変更されれば`$this->_b`は変更されますし,`$this->_b`が変更されれば`$c`も変更されます.`unset`でリファレンスを解除することをどこかで行わない限り,この2つの変数名は互いにエイリアスのような扱いになります.
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まずこの代入を行うと,`$this->_b`が使用している値を`$c`も使用するようになります.この後は,`$c`が変更されれば`$this->_b`は変更されますし,`$this->_b`が変更されれば`$c`も変更されます.`unset`でリファレンスを解除することをどこかで行わない限り,この2つの変数名は互いにエイリアスのような扱いになります.が,`$c`の寿命はこのメソッドの内部だけなので,その外部で`$c`という変数を追う必要はありません.
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> ・もうそうなら、_aメソッドはセッターでも何でもないということでしょうか?
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そもそも引数が何もない時点でセッターの定義から外れています.
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> ・privateメソッドの意味はない?
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publicかprivateかは無関係です.
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修正
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@@ -18,11 +18,13 @@
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これを踏まえて,PHPコミッタの人が書いた以下の記事
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これを踏まえて,PHPコミッタの人が書いた以下の記事を読んでみると動きがよくわかると思います.「参照型」についてはあまり触れられていませんが,「参照渡し」については完全に網羅されています.
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- [PHP7における内部値の表現―パート1 : PHP5とPHP7のzvalの仕組み](http://postd.cc/internal-value-representation-in-php-7-part-1/)
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- [PHP7はなぜ速いのか(zval編)](http://d.hatena.ne.jp/hnw/20141207)
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シンボル`$this->_b`に対応するzval構造体へのポインタを,シンボル`$c`からも対応付けます.そして,zval構造体の参照カウントを1増加させます.更にzval構造体の参照フラグを有効にし,この後の操作でzval構造体が内包する
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シンボル`$this->_b`に対応するzval構造体へのポインタを,シンボル`$c`からも対応付けます.そして,zval構造体の参照カウントを1増加させます.更にzval構造体の参照フラグを有効にし,この後の操作でzval構造体が内包する値に変更があっても,コピーオンライトが走らないようにします.
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シンボルテーブル上のzval構造体へのポインタ -> value.lval = 整数
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シンボルテーブル上のzval構造体へのポインタ -> value.str -> val = 文字列
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###### PHP7
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シンボル`$this->b`と既存のzval構造体の間に,zend_reference構造体
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シンボル`$this->b`と既存のzval構造体の間に,zend_reference構造体を内包する新しいzval構造体が入り込む形になります.その上で,シンボル`$c`も`$this->b`と同様の新しいzval構造体に対応するようになります.これにより,この後の操作でzval構造体が内包するzend_reference構造体が内包するzval構造体が内包する値に関して変更があっても,コピーオンライトが走らないようにします.
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なお,ポインタ参照は「zend_value共用体が指す数値以外の値」でしか発生しません.PHP7が速くなった理由はこれです.
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なお,ポインタ参照は「zend_value共用体が指す数値以外の値」でしか発生しません.PHP7が速くなった理由はこれです.しかし今回のようにzend_reference構造体はポインタ参照の対象となってしまうのが難点です.
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シンボルテーブル上のzval構造体.value.lval = 整数
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シンボルテーブル上のzval構造体.value.str -> val = 文字列
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シンボルテーブル上のzval構造体.value -> ref.val.value.lval = 整数
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@@ -38,8 +38,16 @@
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なお,ポインタ参照は「zval構造体」と「zvalue_value共用体が指す数値以外の値」で2回発生しています.
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###### PHP7
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シンボル`$this->b`と既存のzval構造体の間に,zend_reference構造体を内包する新しいzval構造体が入り込む形になります.その上で,シンボル`$c`も`$this->b`と同様の新しいzval構造体に対応するようになります.これにより,この後の操作でzval構造体が内包するzend_reference構造体が内包するzval構造体が内包するzend_value共用体に関して変更があっても,コピーオンライトが走らないようにします.
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シンボル`$this->b`と既存のzval構造体の間に,zend_reference構造体(zend_value共用体の1つ)を内包する新しいzval構造体が入り込む形になります.その上で,シンボル`$c`も`$this->b`と同様の新しいzval構造体に対応するようになります.これにより,この後の操作でzval構造体が内包するzend_reference構造体が内包するzval構造体が内包するzend_value共用体に関して変更があっても,コピーオンライトが走らないようにします.
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なお,ポインタ参照は「zend_value共用体が指す数値以外の値」でしか発生しません.PHP7が速くなった理由はこれです.
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ポインタの語弊がありそうだったので修正
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@@ -34,7 +34,7 @@
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シンボル`$this->_b`に対応するzval構造体へのポインタを,シンボル`$c`からも対応付けます.そして,zval構造体の参照カウントを1増加させます.更にzval構造体の参照フラグを有効にし,この後の操作でzval構造体が
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シンボル`$this->_b`に対応するzval構造体へのポインタを,シンボル`$c`からも対応付けます.そして,zval構造体の参照カウントを1増加させます.更にzval構造体の参照フラグを有効にし,この後の操作でzval構造体が内包するzvalue_value共用体に変更があってもコピーオンライトが走らないようにします.
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シンボル`$this->b`と既存のzval構造体の間に,zend_reference構造体
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シンボル`$this->b`と既存のzval構造体の間に,zend_reference構造体を内包する新しいzval構造体が入り込む形になります.その上で,シンボル`$c`も`$this->b`と同様の新しいzval構造体に対応するようになります.これにより,この後の操作でzval構造体が内包するzend_reference構造体が内包するzval構造体が内包するzend_value共用体に関して変更があっても,コピーオンライトが走らないようにします.
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@@ -2,7 +2,7 @@
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まずこの代入を行うと,`$this->_b`が使用している値を`$
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まずこの代入を行うと,`$this->_b`が使用している値を`$c`も使用するようになります.この後は,`$c`が変更されれば`$this->_b`は変更されますし,`$this->_b`が変更されれば`$c`も変更されます.`unset`でリファレンスを解除することをどこかで行わない限り,この2つの変数名は互いにエイリアスのような扱いになります.
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