回答編集履歴
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少し加筆
answer
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> そもそも脆弱性が出ているのにバージョンをあげなくてよい状況はあるのでしょうか。
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CentOS付属のOpenSSLの場合、RedHatが旧バージョンに**バックポート**して脆弱性対策だけ取り込んでいる場合があります。「1.0.2のままで脆弱性を直せるなら1.1.0に上げる必要はない」というのであれば、それでOKです。
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CentOS付属のOpenSSLの場合、RedHatが旧バージョンに**バックポート**して脆弱性対策だけ取り込んでいる場合があります。「バックポートのアップデートで事足りて、1.0.2のままで脆弱性を直せるなら1.1.0に上げる必要はない」というのであれば、それでOKです。
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> OpenSSLはバージョンアップしない方がよいとか、依存しているアプリケーションが動作しなくなる
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自分でソースから作った環境ならともかく、OpenSSLはバージョンを上げるとバイナリ互換がなくなることが多いので、OpenSSLをソースから入れた別バージョンに置き換える場合、OpenSSLを使うすべてのプログラムも**ソースから再コンパイルする**必要が出てきます。事実上「rpmやyumを二度と使えない」ということになります。
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自分でソースから作った環境ならともかく、OpenSSLはバージョンを上げるとバイナリ互換がなくなることが多いので、OpenSSLをソースから入れた別バージョンに置き換える場合、OpenSSLを使うすべてのプログラム(SSLにアクセスできる言語処理系やサーバなども含みます)も**ソースから再コンパイルする**必要が出てきます。事実上「rpmやyumを二度と使えず、依存性やアップデートの管理などもすべて自力で行わなければならない」ということになります。
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