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1

1案目のコードに解説を追加

2017/04/09 06:26

投稿

copepoda
copepoda

スコア324

answer CHANGED
@@ -1,5 +1,6 @@
1
1
  2案提示します。
2
2
 
3
+ ### 1案目
3
4
  1つ目は、最初に`locals()`組み込み関数を使用して、シンボルテーブル辞書を取得します。
4
5
  この辞書のキーはシンボル(関数や変数など)の名前文字列です。
5
6
  したがって、以下のように`pd.concat`に指定するリストを動的に構成できます。
@@ -9,6 +10,36 @@
9
10
  pd.concat([locals_['df{}'.format(i + 1)] for i in range(1000)])
10
11
  ```
11
12
 
13
+ ##### コードの解説
14
+ まず、`'df{}'.format(i + 1)` の format メソッドについては、以下のリンクを参照してください。
15
+
16
+ [str.format(*args, **kwargs)](https://docs.python.jp/3/library/stdtypes.html#str.format)
17
+ > 文字列の書式化操作を行います。このメソッドを呼び出す文字列は通常の文字、または、 {} で区切られた置換フィールドを含みます。それぞれの置換フィールドは位置引数のインデックスナンバー、または、キーワード引数の名前を含みます。返り値は、それぞれの置換フィールドが対応する引数の文字列値で置換された文字列のコピーです。
18
+
19
+ つまり、`'df{}'`の {} は、置換フィールドであり、引数で与えた`i + 1`の結果に置き換わります。
20
+
21
+ ```Python
22
+ print('df{}'.format(1)) # -> df1
23
+ print('df{}'.format(2)) # -> df2
24
+ print('df{}'.format(3)) # -> df3
25
+ ```
26
+
27
+ そして、`[locals_['df{}'.format(i + 1)] for i in range(1000)]`は、
28
+ 以下のコードと同様のことをリスト内包表記で記述しています。
29
+
30
+ ```Python
31
+ pd.concat([locals_['df1'], locals_['df2'], ..., locals_['df1000']])
32
+ ```
33
+
34
+ `locals_`は辞書であるため、[] を用いてキーから値を取得することができます。
35
+ 最初の `locals_['df1']` の結果は、df1 変数の値である DataFrame になります。
36
+
37
+ したがって、以下のコードと同じ結果が得られます。
38
+ ```Python
39
+ pd.concat([df1, df2, ..., df1000])
40
+ ```
41
+
42
+ #### 2案目
12
43
  2つ目は、最初からリストに各 df を追加していく方法です。
13
44
  そして、`pd.concat`にはこのリストを指定します。
14
45