回答編集履歴
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実装について追記
test
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**継承**:隊員B、隊員Cのように、既存のパワードスーツをカスタムする
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**実装**:隊員Dのように、自分で規格に則って作る
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#追記
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ある日、「特殊部隊隊員はパワードスーツに通信機器を取り付けること。本部と通信が出来ればなんでもよい」という通達がありました。隊員は各々パワードスーツを改造します。元々ベーシックパワードスーツには通信機器がないので、自分たちで取り付けることになりました。
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隊員Aさんはスマホを取り付けました。
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隊員Bさんはトランシーバーを取り付けました。
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隊員Cさんはガラケーを取り付けました。
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隊員Dさんは衛星電話を取り付けました。
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全員、元々パワードスーツにそんな機能はありませんでしたが、本部と意思疎通は可能になりました。使っているものはバラバラですが、目的は果たしています。
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これが実装の利点です。使う側が「この要件を満たして欲しい、でもこちらからはなにもベースになるものは出さない」状態でも、インタフェースというルールさえ実装すれば、ちゃんとお互い目的を果たすことができるのです。
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例えばJavaのよく使われるインタフェースとしてjava.lang.Iterableというものがあります。
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List<Integer> list = new ArrayList<>();
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Set<Integer> set = new HashSet<>();
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Queue<Integer> queue = new ArrayBlockingQueue<>();
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ListとSetとQueueは動作する振る舞いはすべて違いますが、これらはすべてIterableを実装しています。Iterableを実装していると、拡張forに使えます。
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```Java
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for(Integer int : list) {
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}
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for(Integer int : set) {
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}
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for(Integer int : queue) {
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}
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Iterableは「順番に要素を取り出せること」という要件が記述されているため、Iterableさえ実装したクラスであれば、forの処理で共通して使えることが保証されているのです。インタフェースとは「その機能を持っていることを保証するよ」という証明なのです。
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