回答編集履歴
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同じ送信先メールサーバに複数のメッセージを配送するとき、Postfixはサーバに複数のSMTPセッションを確立し、同時に複数の宛先に配送するようになります。この同時接続数にも、メールサーバ毎に制限があります。SMTP同時接続数の上限は`smtp_destination_concurrency_limit`パラメータで調整できます。特に上限が大きかったり小さかったりする宛先ドメインについては、別個にsmtpトランスポートを定義してパラメータを変えればいいでしょう。
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以上、かなりざっくりですが、回答してみました。回線事情が極端に悪いとかでもないかぎり、上記のうち最初の2点だけやるだけでも、2、3桁は速くなるのではないですか。
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微修正
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以上説明してきたのは、Postfixのキューにメッセージを投入するタイミングを調整することで効率的に配送できるようにする方法ですが、キューに入った後の挙動もチューニングできます。
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同じ送信先メールサーバに複数のメッセージを配送するとき、Postfixはサーバに複数のSMTPセッションを確立し、同時に複数の宛先に配送するようになります。この同時接続数にも、メールサーバ毎に制限があります。SMTP同時接続数の上限は`smtp_destination_concurrency_limit`パラメータで調整できます。特に上限が大きかったり小さかったりする宛先ドメインについては、別個にsmtpトランスポートを定義してパラメータを変えればいいでしょう。
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以上、かなりざっくりですが、回答してみました。
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追記: 宛先をドメイン毎にまとめる
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# 送信先ドメイン多重化
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上記のことを逆に考えると、別々のドメイン宛てに配信するものは一緒に送ってしまっても問題ないですね。それぞれ別々のメールサーバに送られるので、各々のメールサーバでの制限にひっかからなければ問題はありません。
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# 宛先をドメイン毎にまとめる
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(本節は、コメントに基づき追記しました)
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メッセージの内容が全く同じで送信先アドレスのみ異なる場合は、一回のSMTPセッションで複数の宛先を指定して送ることができます (ただし内容が同じでも、VERPなどでエンヴェロープFromを変えている場合はこの方法は使えません)。Postfixにメッセージを送る際に、同じドメインの宛先アドレスを複数まとめて指定すればいいです。
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1セッションあたりの宛先数の上限もメールサーバによって異なりますので、どこまで増やせるかは宛先ドメイン毎に実際に試すか、送信先サイトに個別に問い合わせることで決定します。一般に、10宛先くらいまでなら問題はないでしょう。
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また多くのメールサーバでは、宛先数上限を超えたらそれ以前の宛先のみ受け付け、残りの宛先には再送するよう送信元のPostfixに促します (たまに、上限を超えるとそれ以前のものも含め全ての宛先を拒否するサーバもあります)。
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# 送信先サーバ毎の閾値に合わせて送る
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