こんにちは。
検索エンジンは、クエリに対する検索結果を表示する際に、できるかぎり多様な情報ソースを検索結果にふくめるように設計されています。
これを検索結果の多様性と呼び、これを保持するために、検索エンジンは、原則として重複したコンテンツを検索結果として同時に表示することはしません。
その理由は、検索結果のリンク先の多くが同一内容のページであった場合、利用者にとっての検索サービスの利便性がおおきく損なわれてしまうからです。
retasさんの質問にあるようなケースは「重複コンテンツ問題」と呼ばれるもののひとつで、分野としてはSEOのなかでも技術的に難度が高く、ケースによって解決方法が異なる少々やっかいなものです。
また、近年では、スマートフォン対応のサイトが登場したことで、重複コンテンツ問題はさらに増加しているともいわれています。
前置きが長くなりましたが、ここから本題です。
jekyllやhexoなどを利用してGitHub Pagesにブログを投稿している方の場合は、個人のブログを運営しながらBlogosなどに寄稿しているケースにひきあてて考えることができます。
このように他のサイトにコンテンツを提供している場合は、提供先のページ(前者の場合はGitHub Pages)に「提供元:XXXXX」などの文言とともに提供元へのリンクを設置する方法がSEOとして有効な方法です。こうすることで、オリジナルのコンテンツがどちらであるかを検索エンジンに伝えることができます。また、この際に注意として、検索エンジンを混乱させないために、提供元から提供先へのリンクは設置しないことが重要です。
そのほか、オリジナルコンテンツをGoogle+に投稿しておくことや、pingを打っておくことなども検索エンジンに認知させるための有効な方法だといわれています。
なお、重複コンテンツは必ずしも非表示となるわけではありません。
Webサイトの重要度や信頼性など、検索サービスによる絶対評価(PageRank)の高さとのバランスによって、提供元と提供先がともに表示されるという例外も起こります。
いずれにしても、上述した施策のほかに、オリジナルページの更新頻度を高める、コンテンツを充実させるというSEOが重要になってきます。
以上、ご参考いただければ幸いです。
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