高可用性クラスターの一つの実装である「共有ディスクを利用したコールド・スタンバイ型」について質問です。
https://thinkit.co.jp/story/2010/10/05/1784?page=0%2C1
こちらのサイトを参考にしています。
コールド・スタンバイ型では、一つの共有ディスクがあって、現用サーバと予備サーバがあります。
そして、現用サーバがダウンした時に予備サーバが肩代わりをするというシステムです。
そして、以下のような記述があります。
「この方式の利点は、データベース自身に高可用性の機能がない場合でも、外部のミドルウエアで高可用性の機能を持たせることができることです。」
同じサイトにそもそもクラスターシステムはデータベースの提供する機能のうち、一つのサーバだけでは実現が難しい3つの代表的な機能(高可用性、並列処理、性能向上)を実現させるために、サーバを複数導入し、協同的に動作させることで、実現するというものだと書いているのですが、データベース自身に高可用性がない場合などあるのでしょうか?
例えば、RAID10構成などにすると、データベース自体は高可用性になると思います。
逆に、例えばRAID0などにすると、可用性が低いということになります。
そして、データベースのストレージにRAID0を導入して(データベース自体に高可用性の機能がない場合)、コールド・スタンバイ型にすると、高可用性の機能を持たせることができるとは思えないのです。
APサーバの方は複数あるので、高可用性だと思うのですが、データベースがSPOFになってしまい、結局は可用性が低いと思うのですが、どうなのでしょうか?
また、同じサイトにコールド・スタンバイ型のデメリットについて以下のような記述があります。
「デメリットは、データベース・サーバーのクラッシュを検出することや、共有ディスクの修復に、時間がかかってしまうことです。」
サーバのクラッシュがどのように検出されるかはわからないのですが、DBのクラッシュの検出はDBマネージャーがI/Oが成功したかどうかを監視していて、それが失敗した時(より正確にはある閾値を超えた時)、ディスクが壊れたと判断すると思います。それを考えると、データベースのクラッシュの検出というのはクラスターシステムがどうかというのは関係ないと思うのです。
同様に共用ディスクの修復もデータベースのストレージの話であって、クラスターシステムが関与しない木がするのですが、どうでしょうか?
以上、2点になりますが、よろしくおねがいします。
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2016/10/08 05:51