Java SE APIとなぜ呼称するのか？

Question

Java SE APIとWebAPIに関して、基本的な質問で恐縮ですが、教えてください。

Java初心者です。
Java SEの下記公式サイト（https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/ )
には、下記の記載があります。
＞このドキュメントはJava(tm) Platform, Standard EditionのAPI仕様です。

上記記載に、非常に混乱しております。

Q１．
一般的に、APIと言えば、Facebook APIとかLine APIとかの外部の公開Applicationにアクセスする手段だと思っております。
上記のJava SEに公式サイトに記載されているのは、クラスとかオブジェクト、メソッドの定義であり、これらをAPIと呼称するのは、正しいのでしょうか？

Q２．
System.out.printlnもJava APIの一つと言う事だと思いますが、PythonのPrint関数を、誰もPython APIとは呼称しないですよね？ （これをAPIと呼称するならば、Excel関数もExcel APIの一種と言うことになりませんか？）
上記の様なJava SEの定義をAPIと呼称するのは、Oracle独自のこだわりとかなのでしょうか？
あるいは、これもAPIの一種と考えるべきなのでしょうか？

基本的な事で申し訳ないですが、教えて頂きたく。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

Q1

APIとは、Application Programming Interface の略で、外から見たプログラムの外部仕様を表す言葉です。
現在のようにクラウドサービス全盛になった昨今、Web上に公開されたサービスプログラムに対しても使われるようになりましたが、そもそもはプログラム同士でやり取りする際に、相手方に見える境界(インターフェース)を指す抽象的な単語なので、適用範囲は様々です。プログラムの公開された関数等が、使う側から見れば外部仕様(インターフェース)ですよね。

Javaだけでなく、例えばWindows上にアプリを作る場合、Windowsが公開してくれている機能(関数など)を使って作りますが、これを「Windows API」と言います。

Q2、これもAPIの一種と考えるべきなのでしょうか？

そう考えて問題ないです。Print関数はPythonが提供してくれている「PythonのAPIです」という言い方は、普通に意味として通じます。

Comments

[yujin1202]

早速のご回答をありがとうございます。

プログラムの公開された関数等が、使う側から見れば外部仕様(インターフェース)ですよね。

Java SE公式サイトに記載のある、インタフェースの意味もイマイチよく理解できなかったのですが、
こちらで理解できました。
ありがとうございました。

Answer 2

一般的に、APIと言えば、Facebook APIとかLine APIとかの外部の公開Applicationにアクセスする手段だと思っております。

その考えが正しくありません。APIは、略さずに書けば「Application Programming Interface」であり、リモートに限定されません。

これをAPIと呼称するならば、Excel関数もExcel APIの一種と言うことになりませんか？

理屈の上ではなります。

Comments

[yujin1202]

早速のご回答をありがとうございます。
＞リモートに限定されません。
やはり、そういう事ですか。
クリアです。ありがとうございました。

Answer 3

極論すれば、「気にする必要は無い」です。

クラスとかオブジェクト、メソッドの定義

と分かっていれば、それで十分と思います。

昔、もしくは今も、日本全体を指して「日本全国」と言ったりしますが、日本自体が1つの"国"なのに何故「全国」なのかというのと同じようなものです。

Comments

[yujin1202]

早速のご回答をありがとうございます。
＞極論すれば、「気にする必要は無い」です。
クリアです。ありがとうございました。